本日は、星組公演 『Le Rouge etle Noir ~赤と黒〜』が千秋楽を迎えます。
礼さんを中心とした星組の皆様、 英真さん、 紫門さん、千秋楽本当におめでとうございます。
キャパも公演数も足りなかった本作ですが､ たくさんの人の心を鷲掴みにしたこの公演が完走できましたこと、本当にうれしく思います。
特に、 星組さんは別箱が中止になることが多かったので、もう本当に良かったなという気持ちでいっぱいです。明日千秋楽を迎える星組全国ツアー公演も、無事に千秋楽を迎えられますことを心より祈っています。
そして、『赤と黒』の千秋楽ということは、 100期生の男役、 朱紫令真さんの退団日でもあります。
朱紫さん、ご卒業、本当におめでとうございます。
『龍の宮物語』 での白川役が印象的だった朱紫さん。 学年が上がるにつれ存在感が大きくなり、ますますご活躍されることをとても期待していたので、 退団を発表されたときは本当にショックでした。
というのも、別箱公演での退団は、 組に所属する生徒全員に見送られることもく、上演回数も少ないので、 見送れるお客さんの数も減ってしまいます。
さらに、別箱の集合日というのは、「すでに別箱のチケットがゲットできる抽選」 などが終わったタイミングのことがほとんどです。
別箱のチケットは､ 「チケットが大劇場公演よりもとりにくい」ことから、「初日や千秋楽などを避けて抽選をかける」方も多いと思うのですが、「もしも退団者がいると知っていたのならば、千秋楽のチケットに抽選をかけていた」 かもしれません。
別箱ではなく大劇場でも同じ話ができます。
そもそもの話、トップスター トップ娘役以外の退団発表は、二番手さんや組長を含めて集合日に発表されるのが通常ルーティーンです。
だからこそ、 ジェンヌさんたちもわたしたちファンもドキドキするのが 「集合日」というものなわけでございますが。
しかしながら、例え大劇場の集合日に「この人が退団するよ」と教えられても、すでに「友の会による 【宝塚大劇場公演】の『第一次抽選方式』」 は終わっている場合が多々あります。
千秋楽はこの 「第一次抽選方式」の時に SS〜B席までを対象とした抽選が実施されるのに、抽選期間が終わっている場合が頻繁にあります。
つまるところ、「 『第一次抽選方式』 終了後」に集合日を迎えて退団発表が行われると、｢そもそも大劇場千秋楽の抽選をかけていない」 。もっと言えば、「この人が退団すると分かっていたならば、千秋楽はSS席でもS席でもなく当たりやすいA席か B席で抽選を申し込んだのに！」なんて頭を抱える事態にもなるわけです。
結局は「自分が抽選にどう向き合ったかによって後悔するか否か」ってことなんですけど、退団者を知っていたと知らなかったではこの向き合い方が大きく異なるんですよね……。
集合日に退団発表するのをやめてほしいなんてそんなわがままなことは言わないので、せめて 「集合日後に『第一次抽選方式を実施』」 もしくは 「千秋楽であっても 『S席〜B席は第二次抽選方式に実施』」 して欲しいな、と。 大劇場がメインの人間は切実にそんなことを改めて感じてしまいました。
そしてですね。直近だと星組は明日4/11 にすべての別箱公演が終了します。 が、 『1789』 の抽選期間は「4/14~4/16」。
つまるところ、抽選期間が今週の日曜日までの設定なのですが、制作発表も控えている公演なので、これまた第一次抽選方式後に集合日および退団発表がありそうな予感がするのですがどうですかね……。
『1789』は人気公演だと察しているので、せめてイベント日などは避けて抽選をかけたいのですが、退団のもしかしてを考えると千秋楽も抽選をかけたいし、なおかつSS席で夢を見るではなく堅実にＡ席で応募しようかなあ〜〜〜などととても悩んでしまいます。
もっと言えば、次の花組公演『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』は「5/12~5/14」が第一次抽選方式実施日なのですが、 花組別箱公演『二人だけの戦場』は5月19日が千秋楽であり、「確実に集合日よりも前に抽選が終わっている」状況だと思います。
致し方ないことだとは分かっていますが、退団すると分かっているかいないかで、本当に抽選との向き合い方が変わってきますので、私設FCに入っていない身としては、「集合日を待ってから第一次抽選方式が実施される日程に変わればありがたいなあ」と。そんなことを切実に感じてしまいました。
ぼんやりした話をしてしまいましたが、改めまして、星組公演 『Le Rouge et le Noir ~赤と黒〜』 チームの皆様、完走、本当におめでとうございます。そして、素晴らしい公演を本当にありがとうございました。
今日付けで朱紫令真さんが退団されます事実は本当に寂しくて仕方がないのですが、星組の舞台にて、たくさんの素敵な思い出をくださった朱紫さんのこれからの人生が、ますますの幸福で満ちていますことを、いちファンとして心の底より願っています。素敵な舞台を、本当に本当にありがとうございました。
