ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

星組全ツ最速放送の意味と水美さんDS演出を担う竹田先生の話


 まずは、 本日、 星組全国ツアー公演 『バレンシアの熱い花』 『パッション・ダムール・アゲイン!』が福岡市民会館にて千秋楽を迎えます。


 凪七さん、舞空さんをはじめとする全ツチームの皆様、千秋楽本当におめでとうございます!


 なかなか別箱公演を完走できなかった星組が、『赤と黒』 チームも、バウチームも、そして全ツチームも初日から千秋楽までキラキラに走り抜けられましたこと、本当にうれしく思います。


 さらに、今回の素敵な全国ツアー公演が、「5月21日(日)21:00~23:45」にスカステにて最速放送決定とのお知らせがありました。その日時は「とっておきのシークレット編成」だと予告されていましたが、なるほど全ツ最速放送だったとはびっくりです!


 「1回限りの最速ノーカット」ということなので、今からカレンダーにでも大きな丸印を着けておきたいと思いますが、ミュサロやサロンコンサートではなく、「円盤も発売される全国ツアー公演」がすぐに放送されるのは滅多にないことです。ぶっちゃけて言うと、結構異例です。


 ので、瀬央さんの退団を心配している友人から「どういうことなんだろう……」と早速相談がきたのですが、「『円盤では差し替えが決まっているところがあるから、差し替え・割愛部分を、版権クリアしている今のうちにノーカットで放送してあげよう!』っていう宝塚からの慈悲だと思いたい」と答えておきました。


 「ノーカット」は「場面カットなし」という意味であって差し替えありの可能性はありますが、わざわざお知らせするくらいなので、差し替え祭りはないと思いこみたいですし、雪組の『ル・ポァゾン』円盤差し替えを思い出しては、その可能性が高くあってほしいなあ、と。(月組『FULLSWING!』では円盤にて楽曲差し替えされた箇所がスカステでは楽曲差し替えなしで放送されたサプライズもありましたことを一応ここに記しておきます)


 何はともあれ、集合日までは何も分からないので、ひとまずこの最速放送の意味はポジティブに捉えておきたいなと思いますし、放送を楽しみにしていたいと思います!



 いやはや、それにしても凪七さんが全国ツアー主演を星組公演で担うこと、礼さんと舞空さんのトップコンビが別々の公演に出ることなど、 別箱演目決定当初から大きなざわつきがあったことは今でも覚えているのですが、蓋を開けてみれば、どれも充実感に満ちた素敵な星組公演になっていました。


 3箱とも異なった魅力を発揮してくださった星組の皆様が、いよいよ 『1789』では全員集合いたします。
 SS 席や千秋楽公演を当てることのできる友の会 「第1抽選方式」 の申込期間が「4月14日 (金) ~4月16日 (日) 」となっているので、忘れずにしっかり応募したいと思います。


 さらに、同じ申込期間で月組 東急シアターオーブ公演 『Death Takes a Holiday』 の 「第1抽選方式」も実施されます。
  今回はひとまず 「SS席のみ」 の抽選になるのですが、 まだ座席表が発表されていないので、 (一体どこからどこまでが SS席なんだろうか?) と疑問を抱いてしまいますが、とりあえずセンター前方席であることは間違いないはずなので、はりきって応募したいと思います。



 また、本日は水美舞斗さんのディナーショー『One and Only』のライブ配信決定のお知らせがありました。


 ディナーショー最終日である2023年4月27日 (木) の ①「13:45~14:45」 と② 「19:45~20:45」の2回公演分がライブ配信されるということで、もうほんとうに、ライブ配信という文化に感謝してもしきれません。

 専用回線であっても電話がまったく繋がらず、チケットは当たり前のようにゲットできなかったので、2回もライブ配信してくださることが本当に嬉しいです。 ありがとうございます!!!


 しかも、この日はディナーショー最終日ということでね。つまるところ、花組の男役としての水美舞斗さんの最後の姿をたくさんの人が見届けられるということでしてね。わたしは今からすでに泣きそうなのですがね。 糸月 雪羽さん、一之瀬航季さん、翼 杏寿さん、星空 美咲さんとともに、水美さんのディナーショーがたくさんの幸せに満ちた時間になりますことを願っています。


 水美さんが専科に異動してから、最初にどの公演にご出演されるのかはまだ分からないのですが、とにもかくにも4月27日。花組男役の水美舞斗さんのお姿を、画面越しではありますが、両の目と心にしっかり焼き付けたいと思います。



 そして、今回 【構成・演出】 を担当される 「竹田悠一郎先生」 は、聖乃さん主演 『PRINCEOF ROSES- 王冠に導かれし男-』で演出家デビューを果たし、去年は帆純さん・一之瀬さん
主演 『殉情』 にて演出家を担ってきたまさに「花組に縁のある新しい演出家」の先生です。

 花組では他に『MESSIAH』 の新人公演の演出を担当されていますが、このとき水美さんはすでに新人公演を卒業した学年だったので、竹田先生とはほとんどはじめましてなんじゃないかなと思います。


 はてさて、竹田先生が、今回のディナーショーに対してどんな構成・演出をしてくださるのかドキドキが止まらないのですが、 今回は 「水美さんの花組男役最後の姿」 ということもあって、 注目度がかなり高いディナーショーになります。


 ここで、水美さんをはじめとする4名のジェンヌさんがとびっきり輝ける演出・構成を用意してくださったならば、竹田先生は、たくさんの宝塚ファンの心を一気に掴めると思いますし、ショー演出という道も大きく開く可能性があります。

 ディナーショーを手掛けるのは初めてとなる竹田先生の可能性は未知数ですが、「水美さんの花組生として最後のディナーショーの担当が竹田先生で良かった」 と。 心の底からそう思わせてくださるような素敵な演出・構成を、いちファンとして期待していたいと思います。



 最後に。 このディナーショーを最後に、 4月28日付で専科に異動となる水美さん。「花組男役と言えば?」と訊かれて、すぐに顔を思い浮かべてしまうほど、素敵な花組の男役さんとして舞台を彩り、成長してきてくださった水美さん。

 退団ではなくても、 「花組の水美さん」 に深い思い入れがあるため、 異動に対して寂しさを拭いとることがまだ出来ないのですが、 花組生最後の姿を拝める 4月27日は、忘れずに有給申請をしておきたいと思います。


 劇団様、早めのライブ配信のお知らせ、本当に本当にありがとうございました。そして、まずは何よりも、水美さんのディナーショー『One and Only』が無事に開催されますことを心の底より願っています。


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