まずは彩風さんリサイタル雪組『ALL BY MYSELF』のポスター画像が発表されました。
先行画像も大好きだったのですが、「ポスター画像はもっと大好き!!!」って声高らかに叫びたくなりましたね。 これは大好き〜〜〜!!!
鏡越しっていうのが良いっていうか、彩風さんにはセンスでぶん殴られたいみたいな願望があるので、そんな願望を具現化したかのようなポスターに我歓喜状態でした。ありがとうございます!!!
この雰囲気のリサイタルに雪組の歌姫たちがご出演するの、率直に楽しみの気持ちが暴れ出しそうなのですが、無事に公演できますことを心より祈っています。
花組の初日ももうすぐそこですが、 雪組の大千秋楽ももうすぐそこまで近づいているのでね。どうかどうか無事に完走できますよう願っています。
そしてそんな本日は新たに2024年星組公演ラインアップが発表されました。
<2024年8月~12月・星組 『記憶にございません!」『Tiara Azul Destino-」 >
■主演・・・ 礼真琴さん、舞空瞳さん
★お芝居 政界コメディ
『記憶にございません!』-トップ・シークレットー
原作/映画 「記憶にございません!」
©2019 フジテレビ 東宝
映画脚本 監督/三谷幸喜さん
潤色・上演台本・演出/石田 昌也先生
☆ショー カルナバル・ファンタジア
『Tiara Azul Destino (ティアラ・アスール ディスティーノ)」
作・演出/竹田 悠一郎先生
ということで、まずは少しだけ話題になった「このミュサロは舞空さんが月組にスライドするんじゃないかという設」 が今日で終了になると思います。
個人的には、舞空さん疲れているだろうからちょっと休んでねミュサロだと思っているのですが、そのあたりは続報を待つとして、それでは星組の演目決定について話したいのですが。
まずお芝居は『記憶にございません!』ということで。
(※ 以下、ちょっとネガティブ意見というか憂う話を記しますのでご注意ください)
個人的にはまっっったく予想外の演目がきてしまいました。
本来なら面白そーーー!!!! また星組は楽しそうだーー!!! とワクワクしたいところなのですが、多分たくさんの人が喜んでいるのでぶっちゃけ言いづらいのですが、私としては、
(不安だ不安だ不安だーーー!!! めちゃくちゃ不安だーーー!!!)
という心境ですね……。んー、不安です。「ナートゥをご存知か?」からの「記憶にございません!」の字面は最高に面白いんですが、それでもなお手放しに喜べない不安が胸をよぎる……。
というのも、わたしはコメディ作品が大好きですし、三谷さんの作品もだいたい網羅してますし、三谷さんが脚本を手がけた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』なんて完走さらには最終回後はロスに陥ったタイプの人間なのですが、だからこそ、この作品は舞台化に向いていないと思うんですよ……。
それと、現代コメディと宝塚って結構難しくて、脚本や演出によっては常にスベっている、みたいな。関西人としては顔を背けたくなる作品なんかもあるわけですよ。
極めつけ演出が石田先生。
これは個人的な話で申し訳ないのですが、わたしは石田先生のコメディセンスとの相性がよくなくてですね……。
さらに言うならば、セリフのチョイスとかも、現代にあっていない部分とか、娘役にわざわざこのセリフ言わせなくていいじゃん……みたいなことを多々感じる先生でございまして。
つまるところ、舞台向きではない映画を、私との相性がすこぶるよろしくない演出家の先生が、しかもコメディ作品として担当するということなので、これはちょっと久しぶりに星組のお芝居に不安がつのるというか、 心配というか、せっかく『RRR』 で盛り上がっている星組にこれをあてていいものなのか……という気持ちになったのが本音です。
あと、三谷先生は当てがきが醍醐味の脚本家さんなので、その当てがき作品を使うのもな……の気持ちも多少あり……。
でも喜んでいる人が多そうなので、大多数の人にとってはこの演目選びが正解なのかな??? と感じています。
とにもかくにも話題性だけは抜群に良いと思うので、それに見合ったノンストレスに面白い舞台になりますよう、私の不安なんて杞憂になりますよう震えながら応援していきたいと思います。
次にショーですが、2021年花組『PRINCE OF ROSES』で演出家デビュー、 その後、花組バウの潤色・演出を手掛け、2023年には水美さんディナーショーと星組バウを担った竹田先生が早くも大劇場デビュー!
竹田先生大劇場デビューおめでとうございます!
星組は大劇場デビューの先生が続きますが、それにしても栗田先生といい、指田先生といい、全員大劇場デビューがショー作品なのは、「経験をさせたいから」なのか、「ショー作品の演出家不足」なのか。
まあどちらの意もあるのでしょうが、 若手演出家の方の活躍はどんどん応援していきたい所存です。
「アルゼンチンのグアレグアイチュで行われるカルナバルを舞台に繰り広げる パッショナブルなレビュー作品。」
なんとなく公演説明が 『DeepSea』 にちょっと似ているなあと感じたのですけれど、今の星組に熱狂のカルナバルはよく似合うと思うので、 今回の指田先生のショーとは対照的な、 情熱三あふれるショーになったらいいなと思います。
ということで、お芝居については個人的に期待薄めなことが隠せませんでしたが( ※ 本映画ファンの方々ならびに石田先生演出のファンの方々、本当に申し訳ありません)、「演目決定当初はあんなふうに思ってごめんなさい! とても面白かったです!」 と、手のひら返したくなるような、今の星組にぴったりあった素敵な作品になりますことを心より願っています。
いろいろ記してしまいましたが、お芝居・ショーともに星組の良さと魅力が際立つ良作になりますように! まだ先にはなりますが、 上演される日を心より楽しみにしています!