ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

星組別箱公演の衝撃に対して個人的に思うこと


 前回の星組別箱発表も驚きだったのですが、今回の星組別箱発表も、驚きの発表となりました。というのも、


① 礼真琴さんは休養

②水美さん暁さんの役替わり主演

③天飛さんバウ主演



 以上が発表されました。順番に見ていきたいのですが、まずは①礼さんの休養期間が発表されたことについて。


 ちょっと驚いてしまったのも事実ですが、今回の休養は「何かあって」のものではなく、これから先、「何かがあってはならない」から用意された、前向きな働き方改革の一貫のようなものだと個人的には思います。


 歌って踊っていつも大忙しで全力投球な礼さんが、これからも怪我無く元気で健康に舞台を続けるためにこのような期間を劇団が設けてくださったと思うので、前代未聞であっても、いちファンとして素直に嬉しく思います。


 別箱公演で礼さんに会えないことはとても寂しいことではありますが、まずは礼さんのお身体が第一です。そして、この休養期間発表こそ、まだまだ宝塚の星組トップスターとして走ってくださるということの裏返しだと思うので、「礼さんこの機会にゆっくり休んでください!」の気持ちでいっぱいです。

 礼さんにとって充実した休養期間になりますことを心より願っています。





 次に②についてなのですが、2023年<2023年10月~11月・星組 『ME AND MY GIRL』 >博多座公演の上演が決定いたしました。


■主演・・・ 水美 舞斗さん(専科)/暁千星さん、舞空瞳さん


 ということで、水美さんと暁さんの役替わり主演でミーマイ上演決定です!


 まずは、水美さん専科生としての初出演演目決定おめでとうございます!!!



 数ヶ月前からスカステで映像が流れるようになったので、版権は持っているんだろうな、ミーマイは花組月組に縁があるけれどどこの組がするんだろうな〜と漠然と思っていたのですが、 まさかの花組月組出身のおふたりを主演に抜擢するとは。なるほど〜そうきましたか! と思わず手を叩いてしまいました。


 水美さんも暁さんも主演決定おめでとうございます!


 ビルではないときはジョン卿役を演じられるということで、どちらのビルもジョン卿も楽しみたいと思いますし、舞空さんのサリー役も楽しみです。


 花組公演 『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』にて、 同じ場面ではなくても、水美さんと舞空さんそれぞれのダンスに虜になったわたしは、 星組公演でこのふたりが共演するという奇跡を力いっぱい噛みしめてしまいます。ということで、 水美さんと舞空さんの共演がとてもとてもとても嬉しいですし、暁さんと舞空さんの相性の良さなんて言わずもがななんで。こちらも本当に楽しみです。


 あとわたしは役が少ないミーマイは大劇場でなく別箱上演派なので、今回別箱で上演されること、しかも博多座という大好きな箱での上演、本当に嬉しく思います。
 ミーマイと言えば客席降りなので、そのあたりが10月頃どうなっているのかソワソワしてしまうのですが、 まずは 『1789』 で客席降りが解禁されたらいいなとあと願っています。また、ジェラルドとジャッキーが天華さんと極美さんの役替わりであることも今からしっかり祈っておきます。





 さらに③についてなのですが、

 バウ・ゴシックロマンス
『My Last Joke-虚構に生きる-』
 作・演出/竹田悠一郎先生

 ■主演・・・天飛 華音さん


 ということで、天飛さんバウ初主演おめでとうございます! 実力充分、順調にステップアップしてる天飛さんが主演としてどんなふうに輝かれるかとても楽しみです。

 そして、演出家である竹田先生は、 聖乃さん初バウ主演花組 『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』以来のバウ登板になります。

 ヒロインはそろそろ詩さんに回ってくるのかなとソワソワしているのですが、まずはなにより、竹田先生にとっても天飛さんにとっても、本演目がかけがえのない作品になりますことを心の底より願っています。




 ということで、前回に引き続き、話題に事欠かない星組別箱公演発表となりましたが、今回の礼さんの休養期間発表を受けて、水美さんや瀬央さんを専科に異動させるのは、負担の大きいトップさんをこんなふうに休養させるためでもあるのかなと感じました。


 宝塚人生には限りがあるのだから休養期間は反対だとおっしゃられる方もいらっしゃるかもしれませんが、大好きなジェンヌさんが激務の末に身体や心を壊しては元も子もないので、このような期間があってもいいと個人的には思います。


 しかしながら、今年、礼さんの舞台を拝見できる最後の機会が『1789』になるとは思っておらず、これはまた一段とチケ難になるのではないだろうかと震えているのですが、2023年において礼さんと舞空さんの供給が足りない自分にとって、舞空さんがオランプ役で良かったと心底思いますし、ますます『1789』をしっかり楽しみたい気持ちでいっぱいです。



 それでは、『ME AND MY GIRL』および『My Last Joke-虚構に生きる-』がそれぞれ素敵な公演になりますことを、休養期間が礼さんにとって良きリフレッシュの時間になりますことを心の底より願っています。


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