ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

5月8日以降の宝塚に思うことと四季との違いについて


 本日は、宝塚公式HPにて、「5月8日(月)より新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが5類に変更されることに伴う、 5月9日 (火) からの宝塚大劇場 東京宝塚劇場における営業体制」の発表がありました。

 衛生対策のために休止していた一部サービスを再開させてくださるということなのですが、以下がその内容になります。



 ① 劇場改札内でのご飲食、館内レストランの営業について


 ・客席を含む改札内において、開演前·幕間休憩での飲食が可能。

 ・宝塚大劇場改札内「ラウンジ」ならびに東京宝塚劇場 2F 「ラウンジ」の営業が再開。

 ・宝塚大劇場レストラン「フェリエ」 「くすのき」 「フルール」での座席の間引きを終了(テーブルにパーティションは設置しない)


 ということで、飲食に関してはかなり寛容になりそうです。東京の公演デザートも復活するかもしれません。宙組カジノ・ロワイヤル』にて酢を用いた面白ネーミング大喜利デザートが復活してくださったら嬉しいですし、コロナ禍の後でファンになった方々にも楽しんでいただけたらと思います。





 ②劇場インフォメーションでの貸出について

 ・オペラグラスの貸出(有料)、 ブランケットの貸出を再開されるとこのとです。

 オペラグラスを忘れたときの絶望を救い上げてくださるやさしい救済措置復活がとても嬉しいです。





 ③チケットの一般前売について

 ・一般前売チケットは、引き続き、 宝塚歌劇 Webチケットサービスでの販売となり、B席2階 17列目(宝塚大劇場) B席 2階16列目 (東京宝塚劇場) および立見は、変わらず一般前売にて販売。 当日券としての別枠の用意はなしとのことです。


 当日券再開はわたし含め願っていた方も多いのではないかとは思うのですが、残念ながら復活とはなりませんでした。当日券は努力次第でチケットを手に入れることが出来る一般ピーポーの救いだったので、いつか復活してくださることを願っています。




 ④劇場館内での感染対策のお願いについて

・マスクの着用については任意。

・接客に従事する従業員は、当面の間、マスクの着用を継続。

・入口ほか館内には引き続き消毒液を設置。

・終演時の規制退場は終了。

改札内店舗の営業再開等により、手洗い等の列のルートも変更。



 ということで、懐かしいあれやこれが宝塚に戻ってきそうです。


 いろいろ解禁され元の姿に少しずつ近づいていくことは喜ばしいことではありますが、慣れるまでは不安を覚える方もいらっしゃるんじゃないかなというのが正直な感想です。

 わたし自身ノミの心臓なので少しばかり不安は覚えるのですが、ゆっくり自分のペースで宝塚の日常に戻っていけたらなと思います。



 また、このような方針を発表したのはもちろん宝塚だけではなく、劇団四季からも発表がありました。ところどころ違いがあるなと感じたので、以下に劇団四季の方針を記してみるのですが、



 再開するサービスは、①クロークでの大きなお手荷物(スーツケースやベビーカー)のお預かり 
 ②飲食売店の運営 ③親子観劇室のご利用
 

 逆に再開しないサービスとしては、①入場レシートの配布 ②ブランケットの貸し出し ③喫煙スペースの提供のようです。
 


 そして個人的に一番注目したいのは「その他」の部分でして。


 ①「お飲み物につきまして、ペットボトル等のキャップつき容器のみ客席内へお持ち込みいただけます。なお、客席内でのお食事はご遠慮いただいております。ロビーにてお召し上がりください。」


 ②「衛生対策のため客席での歌唱等を控えさせていただいた演目につきましては、当面の間、現行のまま上演させていただきます。準備が整い次第、順次、従来の演出に戻してまいります。出演者へのプレゼントやお手紙の受付を再開させていただきます(ただし、生ものはご遠慮させていただきます)。」



 ということで、宝塚の方針とは違う箇所がいくつか見つかります。



 劇団四季では「客席での食事」や「ブランケットの貸出」がNGのままのようです。が、その代わり、その他の②から分かるように、準備が整い次第客席降りが復活するようです。


 この客席降り復活をにおわせる記載が個人的には一番羨ましかったですね……。いいな〜。準備が出来次第客席降りが復活するって明記されている希望のある記載、いいなあ〜。の気持ちでいっぱいです。



 宝塚でも、例え客席での食事がNG でもいいので、客席降り復活OKになってくださる方が嬉しいなあ〜と個人的に強く思ってしまうのは、通常なら客席降りがあるはずの 『1789』 ならびに 『ME AND MY GIRL』という演目が2023年には控えているからなんですよね。


 宝塚と四季では方針が違うようですが、明記されていないだけで宝塚でも客席降りは上記の公演ならびに他の公演のショーにて、2023年に復活してくださる可能性はあるでしょうか。


 いちファンとしてはもちろん復活してくださったら嬉しい限りなのですが、ジェンヌさんたちの負担になりたいわけではないので、客席降りに関しては劇団に「ジェンヌさんたちの気持ちファースト」で動いて頂けましたら幸いです。



 さてはて、緩和方針は喜ばしくも、マスクが任意になることをはじめ、一気に規制が緩和されます。もろもろ不安がないのかと言われたら公演中止に泣き続けた人間としては嘘になりますが、こうして前に進んでいくしかないという気持ちももちろんあります。


 まずは、もろもろが解禁されてもそれに甘えず、宝塚の迷惑にならないような品のある行動をいちファンとしてはとっていきたいと思います。また、客席での食事が可能な頃は、上演中にビニール袋の音をガサガサたてる人たちが結構な頻度でいらっしゃったので、そのあたりは注意していただけましたら幸いです。


 今回の発表に対して嬉しい気持ちになった方も、複雑な心境になった方もいらっしゃるとは思うのですが、誰もが観劇しやすい環境づくりのため、たくさんの人が根本のマナーを大切にして、思いやり合いながら観劇できますことを心の底より願っています。


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