ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

白か黒じゃなくてグレーでもいいよねという話


 改めまして、本日5月8日(月)より新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが5類に変更されました。


 それに伴い、5月9日 (火) からの宝塚大劇場ならびに東京宝塚劇場において、衛生対策のために休止していた一部サービスが再開されるとのことです。


 この春から大劇場も月曜日が休演日になりました。ので、大劇場もバウも東京宝塚劇場も、5類になってからの公演は明日が初めてです。


 そして、わたくしごとですが、明日は雪組公演に足を運ぶ日でして。


 実のところ、雪組のチケットを取ったときには、5月8日に5類に変更されるなんて現実が一瞬も頭をよぎらず、5月9日のチケットこそが5類になって初めての公演日だとも全く思っていなかったわけです。


 ということで、客席を含む改札内において、開演前·幕間休憩での飲食が可能になること。宝塚大劇場改札内「ラウンジ」の営業が再開するということ。宝塚大劇場レストラン「フェリエ」 「くすのき」 「フルール」での座席の間引きを終了、パーティションが撤去されることなどなど、まずは食事関係について結構ドキドキしていまして。


 どこで食べよう何を食べようとぐるぐる考えに考えた結果、車の中でルマン※のサンドイッチでも食べようかな……と小心者みたいな発想に至りました。


(※ 大劇場の近くには、「サンドウイッチ ルマン 宝塚南口本店」というとても美味しいサンドイッチのお店があります。たまごサンドが人気なのですが、個人的には特製カツサンドがイチオシです)



 また、マスクの着用については任意ということになりました。個人的にはマスクを着用するのですが、果たしてどのくらいの割合の方々がマスクを着用するんだろうな、とソワソワしてしまいます。もうね、長らく客席で周囲の方々のお顔を見ていないのでね、ちょっとそのあたりもドキドキしてしまいますね。

 
 接客に従事する従業員の方々は、当面の間、マスクの着用を継続されるとのことで。また、入口ほか館内には引き続き消毒液を設置とのことで。こういう配慮はとてもいいなあと思います。


 というのも、今日は役場や大型ショッピングモールでの5類に対する対応を取り上げているニュースがとても多かったのですが、もう本当に、「白か黒か」って感じでした。


 例えばとある飲食店では、5類になる日ぴったりに消毒液撤去とパーテンション撤廃を実施していました。数年間慣れ親しんだものを、完全撤廃するということです。もちろんそれもいいのですが、昨日まであったものがなくなるというのは、ストレスを覚える方々もいらっしゃいます。

 なので、5類になったけれど、消毒液やパーテーションを使いたい人はいるよね、だからもう少し慣れるまでは、使いたい人が使えるような状態にしておこうという「グレーの状態」みたいな、そういうぼやけた日々もあってもいいんじゃないかなあと感じます。


 いきなり白か黒にすると戸惑う方々もいるわけで。白と黒どちらでもないグレーの存在っていうのは、ときに人をとても生きやすい気持ちにさせてくださるんじゃないかなと思います。


 グレーな状態を体験しているうちに、徐々にマスクをつけないことや消毒液を使わなくなることに慣れていっても決して遅くはないと思うのでね。一気に昨日まであったものをなくさなくてもいいよね、と。皆様にも、自分のペースを大事にしていただきたいなと思います。


 あとわたしはマスクをつけて観劇するようになってから、(うわ〜美しい〜格好いい〜あ〜も〜ニヤニヤする〜)と、マスクをつけているのをいいことに、ニヤニヤを自制できない人間になってしまいまして。感染対策はもちろんですが、まずはこのニヤニヤ癖が制御できるようにならなければ観劇中にマスクは外せないな、と思っています。

 いや本当に、どうやってニヤニヤせずに宝塚を観劇していたのか、ノーマスクだった頃の自分に問い掛けたい気持ちでいっぱいです。幸せでニヤニヤしてしまう……ニコニコならまだかわいげがあるのにニヤニヤしてしまう……こういう意味でもマスクを外せない方々、わたし以外にもいらっしゃったら仲間がいるみたいで嬉しいです。



 いやはや、話がそれてしまいました。つまるところ、いろいろなことが解禁され、懐かしい姿に少しずつ戻りゆくことは大変喜ばしいことではありますが、決してウイルスが弱まったわけではないことはしっかりと覚えておきたいですし、もろもろが解禁されてもそれに甘えず、宝塚側の迷惑にならないような品のある行動をいちファンとしてはとっていきたいと思います。


 明日からの観劇はどんな感じになるのか。ドキドキして今日はあまり眠れそうにないのですが、誰もが観劇しやすい環境づくりのため、2類や5類に関わらず、たくさんの人が根本のマナーを大切にして、思いやり合いながら観劇できますことを心の底より願っています。


 それでは、明日の雪組公演、ドキドキしつつも思い切り楽しんで参ります!


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