ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

110期生のインタビューとさまざまな復活について思うこと


 先日、久しぶりにお茶会参加レポをTwitterにて拝見いたしました。


 いやはや、何年ぶりの再開でしょうか。お茶会参加って、本当に楽しいんですよね……。もう一生開催は無理かもしれないと思っていた時期もあったので、なんだか本当に感慨深い気持ちでいっぱいです。

 お茶会の面白さをきっかけに人気に火がつくジェンヌさんたちもいらっしゃったなあ、と懐かしさに耽ってしまうのですが、本当に久しぶりのことなので、それぞれのジェンヌさんのペースで健康第一に、無理のない範囲でこれからも開催されていけばいいなと思います。

 
 
 そして、再開と言えば、昨日21日、宝塚大劇場の大広間で 「すみれ募金」 が実施されました。実に四年ぶりの再開です。

 (※すみれ募金とは、 小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子供や家族の支援を呼びかける活動のことです)


 宝塚音楽学校の本科 110期生、予科 111期生がこの「すみれ募金」活動を行い、およそ2000人のファンが集まったようです。


 残念ながらわたしは駆けつけることが出来なかったので、 来年こそ! と決意しているのですが、今回のすみれ募金の件に関して日刊スポーツに 『宝塚音楽学校4年ぶり 「すみれ募金」活動 本科 110 期代表が取材対応 「上級生の思いもくんで」』という記事が掲載されました。


 本科110期生代表の工藤すず奈さん、溝口薫子さん、御子柴凛々子さん、田良結芽さんへ、すみれ募金活動実施後に取材をしてくださったようです。


 すみれ募金の行事にマスクなしで参加できたこと。 行事の活動制限があった上級生の思いをくんで学んでいきたいこと。 今回の募金を通じて駆け付けた方々から温かい言葉をたくさんかけてもらい、目を合わせてお話が出来て素晴らしい体験になったこと。 その言葉を大切にこれからも芸事を学んでいきたいことなどなど、 皆さまとても立派な受け答えをしていて感動してしまいました。


 授業中はタップダンスなど、呼吸に影響のある場面でのみマスクを外せるようになったようなのですが、まだまだ自分たちも制限されている中、 もっと制限したなかで音高を過ごしてきた上級生の方々への敬意をコメントの節々に感じました。
 上級生への敬意を忘れない彼女たちが、制限なく芸事のみに集中できる環境が、完璧に取り戻せます日が来ますことを心より願っています。



 そして、 この記事の最後には、今回インタビューを受けた方々の憧れのジェンヌさんが発表されていました。


 工藤さんは、 元花組トップスター大浦みずきさん。

 溝口さんは、 元月組トップ娘役の愛希れいかさん。

 御子柴さんは、 本雪組トップ娘役真彩希帆さん。

 田良さんは、 元花組娘役音くり寿さん。


 大好きな方々の名前が挙がっていて本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
 大浦さん、 愛希さん、真彩さん、音さん。 すでに全員宝塚を退団されていますが、 たくさんの舞台を彩ってきた4人の方々に憧れた彼女たちが、 憧れを胸に宝塚の舞台に立ってくださる日が待ち遠しくて仕方ありません。 文化祭、 そして来年の初舞台が本当に楽しみです。



 5類に分類されたことをきっかけに、 すみれ募金、客席降り、 お茶会などなど、さまざまなことが一気に再開・復活の兆しを見せています。喜ばしい反面、再開・復活には不安もつきものです。

 宝塚にもたくさんのファンの方々がいるからこそ、全員の意見が一致することはありません。
 喜びを感じる箇所も、不安に思う部分もおのおの差異が出てくるとは思いますが、ファン同士尊重し合いながら、ジェンヌさんに迷惑が掛からないよう、 かつての形に近づいていけましたら幸いに思います。


 個人的には、今年はタカスペの復活を期待しているのですが、発表があるとするばこれから一ヶ月ほどの期間のうちだと思うので、ドキドキそわそわ待っていたいと思います。



 最後に。 劇団四季などは5類に分類されて以降も公演中止が発
表されています。さまざまなことが復活しても、公演が中止されては元も子もありません。

 マスクや消毒が任意にはなりましたが、体調不良の場合は観劇に行かないなど、これからも最低限のルールは守られ続けますことを心の底より願っています。


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