ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

星組の公演中止にバスの中で泣きたい話


 昨日の興奮冷めやらぬのまま、本日はバス旅行で星組 宝塚大劇場公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』に向かっておりました。


 バスで居合わせた全員が本当に楽しみにしているその最中に、今回の中止が発表されました。


 出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため、急遽、本日 6月3日(土)の11時公演、15時30分公演が中止となりました。


 明日6月4日(日)以降の公演実施については、本日18時までにご案内があるとのことなのですが。



 ちょっと、あの、普通に、泣きそうだったのですが、いい大人が泣いたら泣いたで、添乗員さんやバスの運転手さんが困るかな、と。そう思って、泣くのは、我慢しなければと唇を真一文字に引き結んだのですが、ちょっと本当に辛すぎて……キャスト別感想を記す手も止まってしまいました……。



 昨日、無事に幕が開き、星組さんおよび輝月さんの情熱とお客様の熱意を思い出すと、中止が嘘みたいなのですが、あの空間の素晴らしい熱量を今日は行き場なく持て余すことしかできないのだという事実が本当に悔しくてたまりません。


 また、久しぶりの客席降りに胸が高鳴りましたが、こういう事態を招きやすくなってしまうのならば、まだ当分復活しなくていいよと泣きたい気持ちでいっぱいです。

 ジェンヌさんたちに無茶をさせてまで楽しみたいなんて、そんなことは到底思えないので。演出変更は難しいかもしれないのですが、そのあたりの変更がむしろあってほしいと本当で感じてしまいました。また、マスクも消毒液も、なんだって協力するので、舞台が安全に上演できるなら、なんだって協力しますので。


 だってもう……本当に……本当に……公演中止……辛くて……。


 貴重な1回が消えてしまって、もう本当に言葉になりません。


 1789のために必死で手に入れたチケットが、こうして無意味なものになってしまうこと、本当に辛くてどうしようもないのですが、今日だけしかチケットを持っていなかった方々の気持ちを思うと本当に辛くてたまりません。


 明日6月4日(日)以降の公演実施については、本日18時までに案内があるとのことなのですが、もう、ご無事を願うことしかできない無力さが本当に心苦しいです……。


 今、バスの中で虚無の時間を過ごさなければならないことが結構しんどくてたまらないのですが、明日から、こんなにも辛い気持ちを抱えなければならない人が出てこないよう、明日からの星組公演が無事に上演できますことを心の底より願っています。



 そして何より。体調不良に陥った方が、今一番辛くて苦しい思いをしていらっしゃると思います。体調面はもちろん、精神面についても心配です。昨日も無理して舞台に立ってくださっていたのかと思うと本当に泣けてくるのですが、早期のご回復を心より祈っています。そしてその上で、決してご自身を責めないであげてほしいと思います。



 今日はもう、大人しくバスに揺られて家に帰るしかないのですが、出演者の皆様、関係者の皆様の健康と、少しでも早い公演再開を心の底より願っています。



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