本日は星組集合日だったようで『RRR × TAKA"R"AZUKA ～√Bheem～』『VIOLETOPIA』東京宝塚劇場公演千秋楽付けの退団者が発表されました。
大輝 真琴さん（91期）
天華 えまさん（98期）
彩園 ひなさん（101期）
侑蘭 粋さん（103期）
以上4名が2024年4月6日 (星組東京宝塚劇場公演千秋楽) 付で退団されることが発表されました。
いつものことながら全員の退団がショックなのは当たり前なのですが、 特に星組での私のオペラ泥棒天華さんの退団がショックすぎて名前があったとき放心してしまいました……。
あああああ。当然、いつか来るいつか来ると覚悟だけはしていたのですが、実際発表されると心臓噛みちぎられるくらいには辛くて痛くて悲しくて寂しい気持ちでいっぱいです。
いやだって、2024年の宝塚、「柚香さん・星風さんの花組トップコンビ」「月城さん、海乃さんの月組トップコンビ」よりも先に和希さんや天華さんとお別れしなければいけないなんてそんなさみしくて悲しいことあります？？？
天華さんって、私の頭の中では勝手に同期の暁さんの代まで星組を引っ張ってくださるスターだと思っていたので……もっとあの味わい深いお芝居を男役で拝見していたかったので、なんかもう「待てください……」と追い縋りたいですし、 大好きな 『龍の宮』メンバーが続々と星組からいなくなってしまうのさみしすぎて普通に泣きますね……。
本当に宝塚って「今」が大事で宝だなあと噛み締めてしまいます……。
いやもう2023年星組バウ『Stella Voice』で、天華えまさんが星組の若手メンバーを率いて中村一徳先生演出･構成の元、最高ワークショップを上演してくださったじゃないですか。
わたしもう『Stella Voice』は本当に最高ワークショップだと思っていて。
それは星組下級生たちの実力やパワーはもちろんのこと、大前提として下級生たちをやさしくまとめあげてくれる品性の塊の天華さんが歌・ダンス・トーク・上級生としての立ち振る舞いすべてにおいて最高級に引っ張ってくれたからだと思っているんですね。
また、スカステでも放送されている『Stella Voice』 では、MC 天華さんwith稀惺かずとさん&大希楓さん回なのですが、もう本当に天華さんがめちゃくちゃ慕われていていることがこれでもかと言うほど伝わってくるわけですよ。
稀惺さんが天華さんになりきるとき、めちゃくちゃ格好つける感じとか、大希さんと最後にプロポーズしちゃう流れとか、拝見するたび、（癒されるなあ〜）の気持ちでいっぱいで、こんなに後輩に慕われている先輩が、星組の宝が、大好きなお芝居をする方がいなくなるのが本当に寂しくて寂しくて仕方ないのですが、いちファンとして宝塚最後のその日まで「男役天華えまさん」を全力で応援させていただきたいと思います。
このショックは引き摺りますし、当分の間は寂しさを感じずにはいられませんが、退団される皆様が４月６日、笑顔全開で大階段を降りてこられますことを心の底より願っています。
そして集合日ということで『RRR × TAKA"R"AZUKA ～√Bheem～』の配役発表もあったのですが。（改めて礼さん復帰おめでとうございます涙涙涙）
ざっくり配役一覧を見たところ、ラーマ（暁さん）の幼なじみで婚約者なシータが詩さん。
悪役側として大英帝国の総督スコットは輝咲さん。（ちなみに輝咲さんの側近のエドワードが碧海さんです。）
輝咲さんスコットの夫人が小桜さんのキャサリンで、小桜さんの悪い歌聴けそうでめちゃくちゃ楽しすぎますね？
そんな小桜さんに気に入られ、村から連れ去られてしまうこの物語のはじまりの少女マッリが瑠璃さんでこちらも美しい歌声聴けそうでわたしは嬉しいです。
ひろ香さん演じるヴェンカテシュワルルはラーマ (暁さん) の叔父で、 同じ警察官としてラーマと一緒にいます。（ラーマパパは朝水さん）
驚いたのは、天華さんベッダイヤと、天飛さんのジャングと、稀惺さんのラッチュですね。三人はビーム (礼さん) の仲間なのですが、この三人の中で一番目立つ役がラッチュなんですよ。
人選的にこの仲間たちは宝塚版では出番多めの美味しい役になりそうだなと勝手に予想しておきます。
あと極美さんのジェイクがちょっと解釈一致すぎて（ナートゥをご存知ないイギリス青年）、絶対出番増えるという安心感と共にとても楽しみにしています。
その上でスルーできない「SINGERRR男」「FIRRRE男」「WATERRR男」「SINGERRR女」「FIRRRE女」「WATERRR女」とか知らん謎役名がいっぱい出てきて、タカヤ先生楽しんでいるな〜と微笑ましくなりました。もう思う存分楽しんで作ってくださいませ。
配役を見るに、これはもう唯一無二の宝塚版オリジナルRRRになるんだろうな〜という予感がプンプンしているのですが、この革命の物語を宝塚らしく、そして星組らしく彩ってくだされば幸いです。
いやはや、最近の宝塚は、「無事に公演が実施できるだけで奇跡」だと噛み締めてしまいますが、とにもかくにも星組の皆様の心身の健康と安全が確保された上で、お稽古等が順調に実施されますことを、そしてお正月公演として星組の舞台が休養あけの礼さんの元気と共に幕開きますことを心の底より願っています。
最後に。星組の宝物のような退団者４名の発表により、元々チケ難だった星組お正月公演が更なるチケ難になることが確定してしまいましたが、転売ヤーではなく、本公演を楽しみにしている、そして退団者の皆様を心から応援している真っ当な方々にチケットが当たりますように。
退団者の皆様が笑顔いっぱいの大千秋楽を迎えられますことを心の底より祈っています！ 祈願！！！！！
