本日は花組『アルカンシェル』 〜パリに架かる虹〜の主な配役およびポスター発表。
雪組『FROZEN HOLIDAY』におけるフランク・・ワイルドホーン氏の楽曲提供についての紹介。
さらには雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイルトレイル」 人物相関図が公開されました。
まずは花組公演についてですが、 主な配役にはトップコンビ及び永久輝さんまで、ポスターも三人で掲載されています。
マルセル役 柚香 光さん
カトリーヌ役 星風 まどかさん
フリードリッヒ役 永久輝 せあさん
宙組のカジロワと似た構成のポスターなので、 今の小池先生にとってイチオシの配置なのかなと感じます。 うつくしいポスターですが、 星風さんの写真ももう少し大きくてもよかったのでは? と少し思ったり。
それにしても、いつもいつも美しさで楽しませてくださってきた柚香さんと星風さん。 これがおふたりにとって宝塚最後のポスター画像になるんだなと思うととてもさみしいですが、おふたりの退団公演が無事に実施されますことを心の底より願っています。
そして雪組公演情報についてですが、 まずは宝塚でも数々の作品を手掛けてきてくださったフランク・ワイルドホーン氏が、 雪組 100周年を記念した楽曲を提供してくださるとのことです。
『今回、 雪組の100周年を記念した特別な新曲を書き下ろすことができ、 大変光栄であり、嬉しく思っています! アリガトウゴザイマス!』とコメントを寄せてくださあったフランク・ワイルドホーン氏。
提供してくださったのは、 雪組 100周年を祝福するレビューのクライマックスを彩る 『SNOW FLOWER WILL BLOOM』。 雪の花が咲くということで、今の雪組にぴったりのタイトルでもありますが、どんな新曲を雪組のためにあてがってくださったのか楽しみです。
そして同時に、人物相関図も公開されました。気になる箇所が多々ある人物相関図になっています。
どんな舞台になるのかとても気になりますが、まずは12月1日に無事雪組の幕が開くかどうかです。一禾さんの全日程休演含め、本当に葛藤の中お稽古をされているのだと思うのですが、ご無理だけはされませんことを心の底より願っています。
退団者の皆様のためにも雪組はこのまま幕を開けるのだと思いますが、同じく退団者のいらっひゃる宙組公演は一体どうなるっていくんでしょうね……。
宙組公演はひとまず、12月15日(金)以降の公演実施について、12月8日(金)中に案内があると発表されています。ですが、私は今の状態のままだと宙組が15日から幕を開けることはとても難しいことだと思っています。
「今月中に遺族側代理人と劇団側代理人が面会し、謝罪や補償についての話し合いが行われること」「11月27日には、劇団や阪急側との面談結果が明らかにされる予定」だというのはニュース等で見聞きしているのですが、今日までの劇団の対応を見るに、ご遺族側の意見に寄り添う姿勢は見られません。
過重労働による過労死だけが問題ではないことを遺族側が訴えていてもなお、「その意向にそっていない再調査」が予定されていたり、意見が食い違っているにも関わらず「パワハラは無かった」と決めつけ突き進んでしまっているところが、結果として宙組生から舞台を奪い続けているように思います。
ご遺族の皆様の訴えや世間からの炎上や団員の皆様の意見書などがあってもなお、一度舵を切ってしまったからと言って、誤った方向に進み続けたままの劇団および阪急側。
劇団および阪急側のこれからの選択によって、この先の宙組公演実施(そしてそれがご遺族をはじめ受け入れてくださるか)、もしくは宝塚全体の公演実施が出来るか否かが、大きく変わってくると思います。
また、これ以上対応を失敗し続ければ、ご遺族とのことを解決してもなお、世間的に後戻りできない立場に劇団が追い詰められることになりかねません。正論のように不買運動等を煽る方々の意見がこれから先大きくなりそで、なんだかとても怖いことが起きるような気がしてなりません。
今からでも決して遅くはないのに、まだご遺族への対応に全く期待などできないところがいちファンとして本当に息苦しくて仕方ないのですが、27日のご遺族側の会見にてほんの少しでもご遺族の皆様が救われることおよび、前進したお知らせがありますことをいちファンとして心の底より願っています。