ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

月城さんの美と、この境遇にやりきれないなと感じる話

 まずは本日、月組公演『G.O.A.T』~Greatest Of All Time~ポスター画像が更新されました。


 重厚感ある月城かなとさんの最高級史上の美。シンプルは何より美を引き立たせてくださるのだと基本のきを私たちに思い出させてくださる最高ポスターにひれ伏しました。


 もともと石田先生とは常々好みが合わなかった人間なので、石田先生監修・演出でこんなにクラシカルなポスターを拝めるとは思っておらず、そうか構成・演出の三井先生が今回ポスター撮影に関わっているのかなと思ったりしながらも、なんかもう美しくて最終的に美しいってことしか分からない。美しい。美しいのに格好いい。月城さんで拝みたかったポスターが爆誕してしまったなと感極まりました。


 (Xにて、三井先生が「ポスター撮影でポージングやディレクションをさせて頂きました。」と報告されていて拝みました。三井先生ありがとうございます。)


 こういう王道キングポスター待っていました……! の気持ち全開になって今朝のJCB先着に敗れた心もかなり慰められました。(JCBの先着にわたしは弱い)



 久しぶりにポスター2枚買うことを心に決めるくらいにらこの落ち着いたクラシカルな雰囲気のポスターが本当に嬉しくてですね。深い声を堪能できそうなポスターで本当にうれしくてですね。衣装も期待できそうなことが本当に本当に嬉しくて、私は幸せを噛み締めますありがとうございます。



 ポスターを拝見してますますどんなコンサートになるのだろうと久しぶりに心踊っったところでアンバサダーの活動休止ニュースを知ってしまいました。昨日の夜にはもう発表されてたんだなあ……宝塚の公式がなにも教えてくれないから一瞬で浦島太郎状態になってしまうな……と感じてしまう今日この頃。



 『日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は24日の記者会見で、2025年大阪・関西万博の「アンバサダー」に起用した歌劇団の俳優5人は当面活動しないと明らかにした』とニュースに出ていて、あ〜〜〜〜の気持ちになりました。


 「今のスケジュールでは登壇予定はない。そういう状況が続くのではないか」と述べられたようです。



 いや別にええんですよ。関西の人間ですが、そもそも今回の万博、(この万博……大丈夫じゃないだろ……お金どうすんの……過重労働やばいよ……誰が楽しみにしているの……)という重苦しい雰囲気が元々あるので、正直(アンバサダー活動休止は別にまあいいかな)って思うところがあるのがすみませんけど私の本音なんですよ。


 逆に何かしらに登壇して、「こんなときに!」って世間からアンバサダーメンバーが罵られたりするよりは休止になった方が個人的には随分マシだと思っているんですよね。


 ただ、アンバサダーに選ばれていた聖乃さん、風間さん、縣さん、極美さん、風色さんが、今回の件を伝えられたとき、ショックを受けなかったかな……と。そういうことを考えたら、なんだかとても、とても悲しいなあと感じて心が萎びました。


 劇団が対応を間違え続けると、結局悲しかったり辛い思いをしたりするのは劇団員の皆様なんですよね。なんかもうそれが、いちファンとしては本当にやりきれないほど辛いわけですよ。


 アンバサダーメンバーの皆様、劇団の代表として責任感持って仕事に取り組んでくださっていたでしょうし。活動休止で負担は減っても、心にぽっかり穴があくんじゃないかなと思うと私も心に穴があきそうな気持ちになります……。



 なんか本当に、あの会見で劇団が守れたものってなんだったんでしょうね……。ご遺族傷つけて、劇団も阪急も炎上して、所属している団員全員が異常集団みたいに言われて、特定の生徒さんたちは名指しで誹謗中傷されて、一体あの会見で救われ何かはあったんでしょうか……。


 宝塚が情報更新するたび、こんなときに公演をやろうとしていると厳しい目を向ける存在を私ですら認識しているので、実際劇団にはクレームの嵐なんだろうな、とか。宝塚は手紙文化なので、生徒さんたち個人に誹謗中傷とか脅しの手紙とかが届かないでほしいな、とか。


 なんか、最近宝塚のことを考えると最終的にはとても、とても悲しい気持ちになってしまうこと自体が悲しいのですが、本日は歌劇団側とご遺族側が24日に大阪市内で面談したことがニュースになっていました。


 劇団によると、劇団側からは「しかるべき立場の者」が出席したらしく、意見をかわした内容など、詳細については「お答えを控えさせていただきます」と回答。しかるべき立場の者って言い方がなんかもう不安を煽ってくるのですが、大丈夫だったんですかね……。


 前々から発表があったように、ご遺族側は27日にも協議の結果について公表される方針のようです。


 どんな面談結果になったのか。劇団側は真摯に対応してくださったのか。私は正直、劇団側に期待がもてなくて、怖くて怖くて心配で心配で仕方がないのですが、ご遺族の皆様がさらに傷つけられるような、そういうひどい面談ではなかったことを心の底より祈っています。


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