まずは、全国ツアー花組 『激情』 『GRAND MIRAGE!』 千秋楽おめでとうございます。
初日が30分遅れるという不安要素いっぱいの幕開きでしたが、今日この日まで走り続けられましたこと、多大なプレッシャーの中、本当にお疲れさまでした。
実は梅芸で観劇していたのですが、感想を記すタイミングを逃したまま今日この日を迎えてしまいました。私はもう生徒さんたちに、幸せであってくれ……という気持ちしかないのですが、年明けには花組時期トップコンビが発表されます。
その発表時、宝塚が少しでもいい方向に進んでいることを心より祈っています。
そして本日は、 雪組 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイルトレイル』 『FROZEN HOLIDAY』の公演再開日でした。
公演中断に午前だけの公演中止、 明らかに異常事態でしかないため、 全員が納得した形で、 無理なく公演が再開されるのか不安でしかないのですが、 今無理をすることによって雪組生の皆様が取り返しのつかない精神状況になりませんことをただひたすらに祈っています。
明日の千秋楽、退団者の皆様が無事に大階段を降りて来られますように。
また、 藤井大介先生が12月1日付けで理事退任されたことを今朝知ったのですが、改めてこのようなニュースを拝見しました。
『宝塚歌劇団の演出家が理事退任、理由は 「差し控える」 劇場内に酒類持ち込み 「事実」』(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202312/0017122660.shtml?p=0)
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市) 演出家の藤井大介先生が1日付で同団理事を退任していたことについての内容が記されていました。 退任については、歌劇団の理事会で決まったようです。
２週間ほど前、一部週刊誌にて大介先生が稽古場に酒類を持ち込んだと報じられました。退任との関係については 「個別の理事の退任理由については公表を差し控える」とのことですが、十中八九、この報道が原因だと思います。
(なぜなら、以前週刊誌が送った質問状に劇団が「記載の者が酒類を持ち込んだことは事実であり、不適切な行為に対し既に厳重注意をしており、厳正に対処してまいります」と回答していたので)
気になった一文としては 「理事退任後も同歌劇団で演出に携わるかについて、同歌劇団は『今後のことは未定』」 と記されていたことです。
いろいろ思うことはあるのですが、まず、公表を差し控えなくてもいいと思うんですけどね。
すでに名前が割れており、酒類の持ち込みを事実として認めているわけですし、「その行為がふさわしくないと反省したからこそ、理事を退任いたします。」 でいいと思うんですよ。
そしてこれから先、宝塚の演出に携わるかについてですが､
「念のため、アルコール専門外来等、医療機関の受診を必須事項とすること」
「二度と不適切な行為をしないよう心掛けること｣
「不快な思いをした団員及びスタッフに反省の意を述べること｣
「初心に返って劇団の演出家として精進していくこと」
等、悪かったことを認めて反省して改善を示せば、私はこれから先も宝塚の演出に携わっても良いと思うのですが、時期が時期だけに、劇団がどのような判断を下すのでしょうか……。
客観的に見ても普通に不適切行為なので、先生のショーが大好きだからと言って、大目に見るような擁護はしません。
擁護はしませんが、もうこの事実は劇団も本人も認めているわけですし、反省と改善と団員およびスタッフたちの理解があれば、これからも携わっていくことは可能だと思います。（甘いですかね……？）
一番恐ろしいのは、週刊誌などに取り上げられなければ、このままの状態だったことですかね……。
こんな時でさえ、劇団は「変わっていかなければいけない」という認識がとても薄いように思います……。
劇団の改革のときです。演出家の皆様も、これを機に自身を見直し、変わるべきところがあるのなら変わっていってほしいな、と。いちファンとして切に願っています。
そして、今後のことは未定とされているものの、藤井大介先生がショーにて演出を担う雪組全国ツアー『仮面のロマネスク』『Gato Bonito!!』その他劇場公演について、2013年12月15日から抽選が始まるお知らせがありました。
宙組別箱を飛ばして雪組の別箱抽選が始まりましたが、 全ツその他劇場はいつも抽選が早い傾向にあるため、致し方ない部分もあります。
また、それに伴い、 デジタルカタログ臨時号 (12/11号)が掲載されていました。 雪組の抽選スケジュールの案内が掲載された下に小さく、「2024年2〜3月の宙組公演につきましては、決まり次第ご案内いたします。」 とされていました。
現状のままだと宙組別箱公演の実施は厳しそうですが、 おとなしく発表を待ちたいと思います。
最後に。全ツ『Gato Bonito!!』の演出を藤井先生が無事に担えるか。これも現時点では分からず発表待ちですが、大介先生が猛省したのち、初心に返って演出のお仕事をしていただけますことを心の底より願っています。
