本日は月組バウホール公演 『Golden Dead Schiele』集合日だったようで、配役発表がありました。
このバウ公演、ヒロインは誰なんだろうってことが気になっていたのですが、波線上ヒロインはいらっしゃいませんでした。
そして配役発表を見るに、これはもしかしなくても白河さんと花妃さんのW ヒロイン仕様の可能性を感じました。(※勝手に感じたことなので、どちらかが単独ヒロインの可能性もどちらもヒロインではない可能性もあります)
ということで、まずは公演解説に記された登場人物たちの配役なのですが、主人公はもちろん、心の奥に傷を抱えながらもそのすべてを絵筆に込め、 波乱の人生を駆け抜けていった孤高の画家エゴン・シーレ役を演じる彩海さんです。
また、公演解説を読むに勝手にヒロインの可能性が高そうだと思っている、クリムトから紹介されたモデルのヴァリ役は白河さん。
エゴン・シーレの非凡な才能を認めた画家クリムト役は夢奈さん。
エゴン・シーレの妹であるゲルティ役を演じるのは澪花さん。(※107期生の娘役さんであり、新人公演ヒロインこそまだなものの、『万華鏡百景色』にて「リンゴの唄」を歌われていた素敵な娘役さんです)
ここまでが公演解説に登場する役柄です。
そして、公演解説には登場しませんが、彩海さんの奥さんになるのが花妃さん (エディト・ハルムス)。
こちらもヒロインな可能性が高そうな役なのですが、白河さんと花妃さん。どちらも主な配役にしなかった時点で Wヒロイン的作品になるのかなと勝手に想像しています。
その他配役についても、 あの人がパパであの人が友人で、 あの人はパトロンで、と考えるだけで本当に楽しみで仕方がないのですが、 白河さんの別箱ヒロインを永遠に夢見ている人間としてはドキドキがとまらないのですが、のんきなことばかり言ってられないのも事実であり、この公演が実施される頃、宝塚歌劇団が更なる窮地に立たされていないことを心より祈っています。
そして、 バウの配役も発表されたので、こんな時期ではありますが、そろそろ月組次期トップ娘役についても個人的予想を記しておきたいと思います。
まず大前提なのですが、私は月組次期トップスターについては鳳月杏さんであると信じて疑っていません。
その件については以前記したことがあるのでここでは割愛させていただくとして、 前代未聞の組替え中止もあった今回。
この混沌とした状況の中、組替えがないことを前提とすると、まず月組別箱ヒロイン経験者は、彩さん、天紫さん、きよらさんに絞れます。
彩さんと天紫さんは上級生娘役ではありますが、鳳月さんがトップに就任するならば、むしろしっくりくる学年だと思います。
きよらさんは『LOVE AND ALL THAT JAZZ』にてバウヒロインを担って以降、別箱ヒロインが当てられないため、このタイミングでのトップ娘役はないのかなと思います。が、まだ104期
生の実力バッチリな娘役さんです。次期の次期就任の可能性もありますので、これからの抜擢に期待しています。
ということで、月組次期トップ娘役はほぼほぼ彩さんと天紫さんの二択だと思っているのですが、どっちも大好きな娘役さんなので、どっちがいいとか選べないのが本音です。
ただ、彩さんに関しては、「月城さんと同じ公演で退団するかもしれない」という可能性が捨てきれないなと個人的には思っています。
というのも、月城さんが雪組生として最後に舞台に立った雪組バウホール公演 『NEWWAVE』。
そのナウオンにて彩さんは、 「今の私があるのはれいこさんがいるから」とおっしゃっていて、月城さんの組替えがさみしすぎて本当にずっと泣いてたことをお話されていました。
私自身そのお話にもらい泣きしたのは未だに忘れられない印象的な出来事なのですが、 皆様ご存じの通り、数年後彩さんは月組に組替え。月城さんトップの元、最高の娘役芸を披露してくださっています。
もうこのふたりの共演は見れないかもしれないと落ち込んでいた人間としては夢みたいな日々なのですが、そういったもろもろの歴史を踏まえると、彩さんが月城さんと同じ公演で退団を決める可能性は高そうだな……ということは、彩さんが組み替えして来られた時から覚悟しておりまして。
それを踏まえると、最近ますますゴージャスにお美しくなり、 鳳月さんとさまざまな形の悲恋を魅せてくださった天紫さんが月組次期トップ娘役に就任されそうかな? というのが個人的予想です。
(※彩さんの退団がない場合、本当に可能性は五分五分だと思いますが)
一応予想はしましたが、彩さんと天紫さんのどちらが就任されても、私は 「おめでとう」と、声を大に祝福したい気持ちでいっぱいですし、どちらも頑張りを見守ってきた大好きな娘役さんたちなのでアンチコメントには出会いたくないのが本音です。
ということで、私は鳳月さん・天紫さんが次期月組トップコンビと予想するのですが、果たして2024年の宝塚歌劇団はどうなっているんでしょうね……。
先に次期花組トップコンビの発表があるはずですが、発売がニュースとして取り上げられ、 「こんなときに祝福する気がしれない」などと、また誹謗中傷コメントであふれるのかなと思うと、一刻も早くこの見えない出口から抜け出したい気持ちでいっぱいです。
現状の宝塚歌劇団においてトップスター・トップ娘役に就任されること。舞台に関するプレッシャーだけでなく、 今回の件に関しての重責ものしかかり、本当に生徒さんたちの心が壊れてしまわないかがひたすらに心配なのですが、2024年の宝塚が、ご遺族に向き合いながら、変わるべきところを変えていきながら、少しづつでも良き未来を築いていけますことを心の底より願っています。