まずは本日、星組『1789-バスティーユの恋人たち-』ドルビーシネマ フィナーレ上映ご挨拶イベント開催&丸の内ピカデリーでの再上映が決定。
それを記念して北海道、東京の2都市で、瀬央さんによるフィナーレ上映ご挨拶イベントが再び実施されるそうです。
2024年1月4日(木)
北海道【TOHOシネマズ すすきの 】:10:00上映回(本編上映開始前にご挨拶予定)
東京【丸の内ピカデリー】:15:20上映回 (本編上映終了後にご挨拶予定)
東京【丸の内ピカデリー】: 19:00上映回 (本編上映開始前にご挨拶予定)
ご挨拶イベントは各会場5分程度が予定されています。北海道から東京へと忙しないですが、前回瀬央さんに会えなかった方々をはじめ、新年から皆様が楽しめるイベントになりましたら幸いです。
そして次に、雪組3分割の別箱振り分けが発表されました。
彩風さんリサイタル『ALL BY MYSELF』は歌姫を集めた印象であり、個人的には有栖妃華さんの美声を堪能できるのがとても楽しみです。
全国ツアー『仮面のロマネスク』『Gato Bonito!!』は縣さんが振り分けられたことと下級生が多いことから次世代雪組の印象を感じたのですが、2024年の初詣モデルに選ばれた音綺みあさんが早速抜擢されるかなとワクワクしています。
凪七さんバウ『39 Steps』は意外にも下級生に偏らず上級生からも人を集めた印象ですが、ショーだけでなくお芝居もある作品だからかな? と感じました。見応えのある作品になりそうです。
ということでどの演目もとても楽しみな振り分けが発表されましたが、上から順番に野口氏、藤井氏、田渕氏という週刊誌に取り上げられている演出家たちが担当演出なわけでして……。
野口氏は事実か事実でないかがかなり重要になってくると思いますが、どんな実績のある演出家であろうがセクハラパワハラモラハラ行為は到底許されることではない、ということだけはここに記しておきたいと思います。
また、今の状態では無理だということは分かっているのですが、雪組の別箱振り分けに当たり前のように一禾さんのお名前がなくて心が痛いです。
今の状況では無理なのは百も承知でございますが、一禾さんがまた雪組の舞台に立ちたいと心から思えるような、そういう劇団になれますことを心の底より祈っています。
そして本日は『宝塚歌劇団 「ハラスメントの温床」と指摘された『組ごと』のルール統一へ』(https://news.yahoo.co.jp/articles/4d998a9a29bc8f71eb5fab6f43b9e7597eeb5ef0)というニュースが出ていました。
記事によると、劇団は「ハラスメントの温床の恐れ」と指摘された組ごとのルールを、年明けにも統一する方針のようです。
『上級生への言葉遣いや稽古中の仕事、準備方法などの組ごとのルールが、「ハラスメントの温床になる恐れがある」と指摘されており、組ごとのルールは、これまで劇団員自身が内容を決めていて、現在、外部の専門家を交えて新しいルールを協議している』と報道されていました。
※組ルールとは上級生への言葉遣いのほか、稽古中の机の並べ方や窓を開ける時間などについて5つの組それぞれで定めた独自ルールのことです。
組ごとのルールが統一されれば、まずは組み替えをされる方の負担はぐっと減るだろうなと思います。新しいルールづくりによってハラスメントが出来る限り防げたら一番いいのですが、外部の専門家の方を交えることによって下級生たちも納得するようなルールになればいいなと思います。
また、ルールを統一するのも大切ですが、新しいルールが統一されても、そもそも「ハラスメントってどこからなのか」を明確にしておかなければ、これから先の未来も、ハラスメント問題で公演が中止になることはザラにあると思います。そしてハラスメントがあったなかったで揉めると思います。
芸事に関して、愛ある指導って言葉はよく用いられがちですが、「何がハラスメントであるのか」「どこから指導というものがはみ出てハラスメントになるのか」。
こういう認識を示したり、線引きをすることによって、指導する側もされる側も芸事に向き合いやすくなると思います。(つまりは新たなルール作りと共にハラスメント教育を徹底することが必要不可欠だと思います)
宝塚に入団(入学)するのは宝塚の世界を愛する少女たちであり、青春かけて足を踏み入れた場所で直面する現実に「違和感やおかしさ」を感じても、「宝塚を好きだからこそ、今まで繋がれてきた伝統を自ら批判することはとても難しいこと」だったと思います。
ただ、宙組生が意見書を提出した事実からも分かるように、きっと、変えるべきところはいくつかあって、今回の組ごとのルール統一と見直しが、良き変化の一歩になりますことを心の底より願っています。