ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

お通夜のような雰囲気だったスカステを観て思うこと


 地震のショックもあって昨日は本年の挨拶すらする気分にはなれませんでしたが、遅ればせながら、あけましておめでとうございます……と言いたいところですが、地震津波に停電に断水だけでなく、羽田空港の火災まで起きてしまって、正月早々本当に心が苦しくてたまりません。


 たくさんの人の安全は基より、これ以上多くの人の心が壊れるようなことが起きませんことを心より祈っています。


 また、余震等続いていますが、どうか皆様ご無事でいてください。なにより、なにより、命あってこそでございます。





 そして110周年を迎えた宝塚についてなのですが、まずは110周年おめでとうございます。そして雪組100周年おめでとうございます。


 祝福の年になってほしいものの、団員の方が亡くなられた件が解決しない限り、ファンとしても心痛む年になるのだと覚悟はしています。


 というのも、ご遺族との和解がない限り、宙組の舞台のスタートは2024年も切れないような気がします。


 なぜなら、スカステの年末特番に新春メッセージ。数名の動いている宙組生を拝見させていただき、きちんと生きていることに心の底から安堵したものの、宙組生の皆様に年末年始のはしゃいだ様子はなく。

 ハッキリ言えばお通夜のような雰囲気の中なんとか微笑んでいるかのような印象を持ちました。



 宝塚ファンしか契約していないチャンネルですらこの厳かな雰囲気です。晴れやかな顔でスカステの番組に、そして舞台に立つためには、ご遺族との和解が必要不可欠だな……と。年末年始のスカステを拝見したからこそ、客観的にはそんな感覚を覚えてしまいました。


 和解がなければ、宙組舞台が実施されても、ヤフーコメント等で「なに笑ってんだ」とか過剰に責められるのは目に見えています。そういう強い言葉から宙組の皆様を守るためにも、ご遺族の皆様と解決の道を模索できる2024年になりますことを心より祈ります。



 また、道歩く生徒さんたちに手当たり次第暴言を吐く方もいらっしゃいます。

 そうやって人を簡単に傷つける人が、誰のために何を怒っているのか。間違った正義を振りかざして憂さを晴らすことに何の意味と価値があるのか。人を無闇に脅すこと。私には全く理解できない感情ですが、知らない人から急に罵倒される経験は、一度遭遇するだけで一生ついて回るような怖くて恐ろしいトラウマ体験になります。


 宝塚は今、確かにたくさんの問題を抱えています。ですが、宝塚が向き合わなければならないのはご遺族および宝塚のこれからについてであり、外野に理不尽に害されることだけは間違っています。

 警察の力も借りながら、どうかそういう輩がいなくなりますことを心より祈っています。



 最後に。花組月組雪組とトップスターおよびトップ娘役の交代もある2024年。

 まずは花組の新トップコンビをいつ発表するかという問題がありますが、世間に「こんなときに」と非難されても、いちファンとしては、「大変な時期ではありますがおめでとうございます」と言う準備をしておきたいです。



 退団を控えている方々の重責、そして新しく就任する方々の重責。どちらも想像のつかないものではありますが、退団日や就任日をその方々が笑顔で迎えられますよう、いちファンとして正しく応援していきたいなと思います。



 それでは、2024年。すでに日本海側を中心に大変なことが起きてはしまいましたが、なにより皆様の命が無事でありますことを、その上で明日の雪組、そして5日の星組が無事に初日を迎えられますことを心より祈っています。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村