ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

110期生の配属に猶予は与えられるのか問題


 最近ぼんやり思っていること。それは、110 期生の配属ってどうなるのかなあということなんですね。


 ということで、今日は110期生の配属について思いを馳せたいのですが、110期生の初舞台は、月組宝塚大劇場公演 『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』【 2014年3月30日 (土)~5月12日(日)】に決定しています。


 配属っていつされるっけな? と私も毎年忘れてしまうのですが、確か去年は、初舞台公演にて上演される新人公演。その翌日に組配属の発表があり、千秋楽付で各組に配属される流れだったと思います。


 最近は、初舞台公演後、すぐに組配属されるのがトレンドですよね。



 ただ、皆様もご存じの通り、宙組のこれからについて、2月の別箱中止以外、劇団からはまだ何もアナウンスがありません。


 1月に予定されているご遺族側との3回目の面談で、もしも解決の道が導かれるのなら、歯車は動き出していきます。

 ですが、まだまだこの問題が軋んで動けないようならば、110期生の配属をどうするのか問題が勃発すると思います。


 というのも、今回の件について何も解決していない状態。さらには、劇団から宙組に関するアナウンスや説明が最小限しか実施されていない現状。


 これらを踏まえると、今の状態のままなら、110期生を宙組に配属することさえ難しい(というより、 公演実施が可能にならない限り配属されても宙組109期生のように舞台に立てない)です。


 もちろん、ご遺族との和解が進んで、宙組 『宝塚 110 年の恋のうた』 『FINAL FANTASY XVI』 公演実施の見通しも立つならば、110期生たちの宙組配属は可能になります。


 ですが、 ネガティブ人間としてはそんなにも順調に今回の件が解決していくとは思えないんですよね……。(もちろん、なんとか頑張ってほしい気持ちはあるのですが)


 また、公演が実施できないのなら宙組に配属されても舞台に立つことができません。 だからと言って宙組にだけ110期生を配属させなければ、人数に歪さが増すわけです。


 そして今、「宝塚」 はもちろん、「宙組」 というワードも白い目で見られます。花組月組雪組星組も、初日や千秋楽のニュース記事には誹謗中傷コメントであふれていますが、今の状況の宙組がもしもご遺族と和解できないまま初日を迎えれば、どれだけの罵詈雑言を浴びるのかと思うとファンとしては胃が痛いですし、宙組に配属される 110 期生も不安でいっぱいだと思います。


 なので、 1月中旬の面談でご遺族との和解が不可能ならば、一定の年度で実施されていた「組まわり」 を 110期生も実施した方がいい、というのが私の意見です。



 ※組まわりとは、 初舞台公演後、すぐに特定の組に配属されるのではなく、初舞台生 40人をいくつかの班にわけて、それぞれの班が各組の本公演に出演する方式のことです。



 
 組まわり方式だと、一定の組回り後の配属となるので、初舞台公演後すぐよりも、配属までにかなりの猶予ができます。


 月組大劇場千秋楽である5月12日付での組配属よりは、組回りしたのち、つまり翌年に正式に5組に配属される方が、 110期生たちの負担は減るのではないかなと個人的には思います。


 この猶予期間でご遺族との和解を進め、 宙組が安全に公演実施できる環境を整え、それから 110期生の配属が実施されたって遅くはないはずです。


 いちばん最後に組回りを経験したのは、確か 100 期生だったでしょうか?


 そのあたり私自身あやふやではありますが、そして劇団には今考えなければいけないことが山積みだとは思うのですが、 どうか組回りなどを利用して、上手に 110期生を配属させてあげてほしいなと思いますし、ほとんど舞台に立てていない宙組 109期生たちへの配慮もあってほしいと心より願っています。



 もちろんご遺族側と和解が進み、いつも通りの組配属が出来たらそれに越したことはないのですがね。何はともあれ、たくさんの人のことを考えた人事が上手に実施されますことを心より祈っています。


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