まずは本日、大阪・東京・愛知で実施される 『ベルサイユのばら 50 ~半世紀の軌跡~』に、専科よりベルばらに縁のある、汝鳥伶さん、凪七瑠海さん、水美舞斗さんが特別出演することが発表されました。
専科さんの外部出演、最近本当に多いなあと目を見張りますが、どうか宝塚の公演にもご出演してくだされば幸いです。
また、専科さんたちはもちろん、懐かしのレジェンドたちは回替わりなので、どの回で観劇しようか思い悩んでいるところなのですが、まずはチケットがご用意されるように頑張りたいと思います。
そんな本日、月組公演 『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』の一部配役およびポスター画像が更新されました。
ということで、いよいよ月城さんと海乃さんのラストポスターが発表されました。
ああ、月城さんも海乃さんもなんちゅう美しさですかね。 この目力の強さ、特にチラシ裏面大大大大大好きすぎて、 媚びない気高さと美しさと強さってやっぱりいいな! 最高だな! の気持ちでいっぱいです。
とてつもなくクラシカルで麗しいのはもちろんのこと、 ポスターになると、一気に世界観と雰囲気が出て、まるで映画みたいでどびきり楽しみだなあ……の気持ちになりながら、もっと違う雰囲気の話じゃなかったっけ? と疑問に思って公演解説を読みにいったら、あらすじ大幅に変わりましたよね???
★当初のあらすじ
『ヴィクトリア女王統治下のイギリス。死者と交信できる不思議な能力を持った青年ユリウスは、突然襲ってくる死者からの呼びかけに苦しみ続けていた。
病理学者の勧めで、超自然現象を解明する研究所を訪れたユリウスは、自らの力をコントロールする訓練を始める。
ユリウスが死者から聞き取った数多の言葉を研究員のアデーラが分析することで、難事件を解決に導くようになるが、そんなアデーラ自身もまた、ある能力を秘めていた……。
特殊な能力を持つゆえ孤独を抱えた二人が、共に事件に立ち向かう中で愛を育んで行く様を、個性溢れる登場人物たちとの触れ合いと共に描く、ダークファンタジーテイストでありながら、エンターテインメント性溢れるミュージカル作品。』
☆新たなあらすじ
『ヴィクトリア女王統治下のイギリス。考古学に傾倒しているユリウスは、古美術商を営む叔父に頼まれ、アンティーク・ハンターとして各地を飛び回る生活を送っていた。
そんなある日、彼はメアリー・スチュアートの遺品とされる首飾りを手に入れる。
叔父は色めき立つが、その日からユリウスは原因不明の目眩や悪夢に悩まされるようになる。
あの首飾りは呪われているのではないか。 思いあまったユリウスは超常現象を研究する友人の元を訪れ、助手を務めるアデーラという女性に巡り会う。
アデーラはユリウスを一目見るや、 全てを察したかのように彼の状態を言い当てる。この二人の邂逅はまさに運命的なものであった。そして二人はやがて巻き起こる国を揺るがしかねない大事件へと誘われてゆく……。
ダークな色合いもありながら笑いとペーソスを織り込んだエンターテインメント性溢れるミュージカル作品。』
※ペーソス=哀愁
ということで、当初のあらすじと大胆に変更されています。あらすじが変わること事態は宝塚あるあるなのですが、今回の件を受けて「死者からの呼びかけ」など、大幅変更せざるを得なかったのかな? とも思いました。
しかしながら、個人的には変更後のあらすじの方が好みなので、私はポスターとあわせて楽しみが増し増しの増し増しになったのですが皆様はいかがだったでしょうか?
いやもうですね。このふたりのポスターため息出るほど大好きなのですが、月城さんと海乃さんという私にとって夢のようなトップコンビ率いる月組の集大成作品。
110期生の皆様のフレッシュなお力添えもいただきながら、素敵な二本立て作品になりますことを今からとても楽しみにしています。というわけでポスター買いますね!!!!!
そしてここからは今朝のタカニュで見た月組別箱情報で、やっぱりバウは白河りり様がヒロイン格という期待を持っていていいんですかね? とか。コンサート組、ネタバレに配慮しすぎるのやさしいし稽古場楽しそうで本当によかった、とか。そういう話題できゃっきゃしたかったんですよ。
ですがちょっと友人から不穏な連絡がきまして。
というのも発表された月組ポスターについて友人が、 「ちなつさんポスター載ってないじゃん(泣)」と電話をしてきました。わたしはラストポスターへの寂しさと美しさに精一杯で、友人からの連絡はまさに青天の霹靂でした。
「最初はちなつさんトップはあきらめてたよ? でもれいこちゃんの月組で5作も2番手できてる今の状況で高学年だとしても新人公演主演問題があっても、これは絶対次期トップスターだと期待するじゃん? それなのにちなつさんがトップ退団公演のポスターに切手ですら載ってない! 載ってないんだよ〜(泣)」と泣きつかれました。
はたまた、「そう言えば花組雪組と違って全ツも回らないし、期待するだけ無駄だったらどうしよう……」とひどく落ち込んでいた友人。
私自身、次期月組トップスターに鳳月さんを熱望している身なので、友人のこの電話によって急激に不安にさせられ、「そんな不穏なこと言わないでくれ〜」 と、こっちも泣きそうになりました。
だって、もしも次期月組トップスターじゃないのならば、さすがに二番手3作品目〜4作品目の間に異動させるのが慈悲や温情ってものじゃないですかね??? この期に及んでそんなひどい仕打ちをしますかね??? いやもうそこはお願いだからそんな仕打ちはしないと言ってくれよ劇団頼むから!!!!! お願い〜〜〜〜〜!!!!!
もちろん、発表されるまで次期トップコンビの行方はだれにもわかりませんが、少なくとも今の月組が大好きな私にとって、次期月組トップスターが鳳月さんであれば、この上ない至上の喜びです。
どうか今回のポスターがトップコンビふたりだけなのは正塚先生のこだわりであり、鳳月さんが切手ですら載っていないことなんてただの杞憂でありますよう心の底より祈っています。