ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

もう見てられないよ……と感じてしまった話


 記すかどうか迷ったのですが、昨日の公式誤植ミスについて少しばかり記します。


 というのも昨日、『ベルサイユのばら 50 ~半世紀の軌跡~』の専科出演が発表されました。


 ご存じの方ももう多いと思いますが、実は公式第一ニュースでは、本来の出演者である「水美舞斗」さんが 「瀬央ゆりあ」さんに誤記されていました。


 私自身、16時に公式で発表されたニュースでは 「瀬央ゆりあ」さんの名前を確認していて、(ベルばらに縁のない瀬央さんが専科でベルばら特出??? 水美さんではなくて???)と疑問に思って梅芸 HP を確認しに行ったところ、そこには瀬央さんではなく水美さんの表記がありました。


 確認した瞬間、(これは劇団やっちまってる〜〜〜気づけ気づけ気づけ〜〜〜一刻も早く気づけ!!!)となぜか私が内心慌てていたのですが、なかなかお知らせが更新されず、そっと公式の特出情報を確認しなおしたところ、サイレントで名前が修正されていてくらくらしました。


 一度発表してそれを鵜呑みにしている人もいるのだから、「申し訳ございませんが訂正します」くらい記しておかないと、しれっと出演者の名前変えたらまた非難されるって!!!


 しかもぬか喜びしている人たちたくさんいるし名前間違えるのは普通に失礼だからそのあたり配慮しようよ!!! ねえ!!! サイレント修正絶対まずいって!!!


 以上のように、私はまるで誤植した方の同僚のように危機感でいっぱいいっぱいだったのですが、案の定、 サイレント修正に対して SNSで非難の声が燃え盛り、その後宝塚POCKET、 次に公式HPで訂正に対する謝罪がありました。



 短時間であっても誤記に気づいた方は多く、しかも 「サイレント修正」されたことがかなりファン心を刺激したようで、今回のミスを詰める意見を多数見かけました。


 そりゃあもう、組に所属しているわけではない専科さんは、次の舞台がローテーションで確定しているわけではありません。 そのため、 出演決定の吉報を待ち望んでいる方が多く、出演情報はなかなかナイーブな話題なんですよ。


 なので、絶対サイレント修正は非難されますし、結果としてかなりお怒りの声を SNS上で見かけました。


 つまるところ非難されるのは当たり前の流れだったと思うのですが、私としては正直、そこまで目くじらたてる気もなく、ただひたすらに見てられないよ……と感じてしまいましたね……。


 というのも、完璧な人間なんてこの世には1人としていないので、ミスすること自体は当たり前であり、ただ、ミスをしたとき、どのように初動対応するかが企業としては大切なわけです。


 ミスについてはじめから詫びの言葉を添えて修正すればよかったのに、それができない劇団の対応力に「そういうとこなんだよな……もう見てられねぇよ……」の気持ちでいっぱいになりました。私は今回のことはそんな責める気持ちにもなれないのですが、ただただいち社会人として胃が痛いです……。社員さんたちどうか元気出して……。



 のちのち、「当初掲載した出演者名に誤りがございました。謹んでお詫び申し上げます。謹んでお詫び申し上げます。」とメッセージが添えられましたが、 最初からこの一文を掲載していたら、ここまで詰められることはなかっただろうな……とちょっと憐れんでしまいました。


 わたし含めぬか喜びした方がたくさんいたのは事実なので、次こそは誤記ではない瀬央さんの舞台決定のお知らせがあったらいいなと思います。多分ミスった方すごく反省していると思いのでなんなら自己嫌悪に陥っていると思うので、これ以上責められないことを祈ります。



 ということで、誤記ミスしてしまった方、ミスは誰にでもあるものの、誰もが受け流してくれるわけではない世の中なので、ミスが発覚した時はサイレント修正するのではなく、きちんと配慮の言葉と共に修正することをいち社会人としてはおすすめします。


 最後に。 瀬央さんベルばらを一瞬でも夢見てしまったので、雪組ベルサイユのばら』に出演が決まることを心より期待しています。 何卒よろしくお願いいたします! 決まれ!!!!!


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