まずはじめに、発売日は2月5日ですが、歌劇2月号の表紙と目次が公開されました。(https://shop.tca-pictures.net/shop/g/g611181/)
星風さんは二度目の歌劇表紙ですが、先月号で予告されていた『アルカンシェル』の座談会が見当たりません。手元にないため来月の予告を確認することは出来ないのですが、おそらく来月に掲載される……のだと思います。
んー。どう考えても花組生ではなく演出家の方の諸々によって、座談会そのものが間に合わなくなったのではないかと勘繰ってしまうのですが、先生と呼ばれる立場の人間が生徒たちに迷惑はかけないでね……の気持ちでいっぱいです。
週刊誌の内容は事実無根と回答しているので、部外者はその回答を信じるしかないのですが、これ以上花組生たちに迷惑がかからないよう、そして本当に清廉潔白でありますようよろしくお願いします。
柚香さんと星風さんの最後のキャストボイスも更新され、いよいよ初日が近づいてきたなと高揚とともに寂しさを感じますが、素敵な退団公演になりますよう心より祈っています。
そして、退団のご挨拶に優希さんと花宮さんのお名前がありました。
こちらも手元にないためどんな言葉が綴られているのかまだ分かりませんが、今月号が届くのを待っていたいと思います。
ということでここから宙組に思いを馳せさせていただきたいのですが、まずは昨日、怒涛の星組別箱発表と共に、そっと 『ご遺族代理人との2024年1月24日のお話し合いについて (2024年2月1日)』 というお知らせが宝塚公式HPに掲載されました。
以下、引用させていただきます。
『このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、 ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。
2024年1月24日にご報告しましたとおり、 同日、 当方代理人を通じて、 今回の件に関するご遺族代理人との三回目のお話し合いをさせて頂きましたが、 本日、ご遺族代理人から、当該お話し合いについて報道機関向けに経過報告が行われました。
弊団といたしましては、現時点で公表できる事実はございませんが、引き続き誠意をもって協議を進めてまいります。
2024年2月1日 宝塚歌劇団』
以上の、シンプルな内容でした。
ご遺族側も面談経過として報告されたのは、
「お母様とお姉様が面談の場に現れ、想いの丈を伝えられたこと」
「劇団が明確に従来の見解を変更し、遺族側の意見に相当程度配慮した内容を述べたこと」
「それによって交渉が前進している認識を示したこと」
「しかしながら、現時点でも見解の相違点が相当程度存在するため、劇団側に引き続き誠意ある対応を求めたこと」
以上だったと思います。
3回目の面談には前進が見られるものの、まだ解決には至らない、ということのみが窺える状態ではありますが、面談内容についての詳細は、部外者である私たちが知る必要はないものであり、当たり前ですがこれ以上のお知らせを求める気はございません。
ただ、劇団は宙組の情報について、わたしたちに知らせることのできる内容は本当にただのひとも存在しないのでしょうか……。
公式が宙組に関する情報を全く発表しないのに反比例するように、宙組に関する情報は週刊誌が毎週のように取り上げます。
今後のことは、ご遺族との話し合いの結果、もしくはFF絡みで話すことが出来ないのかもしれません。
ですが、せめて何かしらの現状だけは週刊誌等ではなく公式から教えていただけないものなのでしょうか……。
はたまた、宙組109期生に対する救済措置は皆無なのでしょうか……。
面談については「現時点で公表できる事実はございません」で良いのですが、宙組の情報についてはもう少し公式も開示してくれてもいいのかなと個人的には思います。
また、宙組が予定している大劇場演目はファイナルファンタジーです。
自分の感情云々は置いておいて、ファイナルファンタジーという超有名コンテンツを演目にしている以上、話し合いがこのまま長引きご遺族側と合意に至らなければ、FF側(株式会社スクウェア・エニックスおよびそのファン)が自分たちの大切にしているコンテンツを今の宝塚に任せたくはない、と考えるのではないかと思うんですね……。
なので、解決の目処が経たねば経たぬほど、宙組『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI』が上演できる可能性は薄れていくように感じます……。(どうにかなってほしいのが本音ですけど……)
先日も、漫画の原作者様が亡くなられる悲しい件がありました。
人様の大切なコンテンツを扱うというのは、誰かの宝物のコンテンツを扱うというのは、想像以上の覚悟と誠意が必要です。
これから宙組がどのように活動していくのか、公式からの発表が待たれますが、これ以上悲しいことが起きませんよう、ただひたすらに願っています。