ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

何もないままがよかったなあ


 昨日、見事に『ODYSSEY 』が千秋楽を迎えられて、ウルトラハッピーな心境だったわけなのですが、本日は東も西も、 大劇場も別箱も、どこに焦点を当てても宝塚が上演されていない、とても寂しい1日となりました。


 そして、宝塚公式HPからも最新ニュースが更新されず、 宝塚からの供給がないということに寂しさを募らせながら、 数年前に長期間上演が中止されたあの時期、自分はどうやって生きていたんだっけな……などど眉間にシワをよせながら考えるなどしました。


 そうしているうちに、夕方ごろ、公式HPのニュースにNEWの文字がつき、 「宝塚からの供給だ〜!」 と喜んだのもつかの間、ページを開いたらそこには、【第56回 『宝塚舞踊会』の開催見送りについて】 の文字がありました。



宝塚大劇場にて10月25日に開催予定だった 『宝塚舞踊会』は、新型コロナウイルスの感染拡大により、公演準備が困難なため、今年度の開催は見送る (要約)」とのことなのですが。



 こんなニュースが知りたかったわけではなかった……。 と、深くうなだれました。これなら今日、情報なんて何もないままがよかったなあ……。


 今日という「何もない日」にこそ、 「何かしらの情報更新があれば話題を掻っ攫えるのにな」 と感じていましたが、待ち望んでいた情報はこういうものではなかったんですよ。
 ヅカローの次の宙組の大劇場公演の演目発表か、 星組大劇場公演のポスター画像更新か、次の月組別箱の振り分け発表などなどが知りたかったのですよ……。


 なのに、まさかの 『宝塚舞踊会』開催見送りの発表。


 久しぶりの他組共演に胸ときめかせていたのでとても残念です……。


 とても残念ですが、この地獄のような相次ぐ舞台の中止を体感している人間としては、「開催見送りだよね……」 と、その決定に納得せざるをえません。


 また、これにて、 タカスペ2022の開催も望めないことがほぼ確定してしまってWで辛いのですが、 まずは通常の公演が中止にならないことを祈ります。

 (来年には第56回宝塚舞踊会およびタカスペ2023が開催されますように)




 先述した通り、まずは通常の公演が中止にならないよう祈っているのですが、明日の午後からは、日本青年館ホールにて 『心中・恋の大和路』の幕が開きます。


 当日にならないと本当に幕が開くのか分からない情勢ではありますが、翌日の追加公演実施措置もあり、明日は無事に幕開く可能性が高いと思います。 というか、「幕よ開いて……! あと3公演しかないんだ……!」の気持ちでいっぱいです。



 昨日の彩風さんの挨拶でもありましたが、上演回数は1公演どころか1日も削られてほしくないですし、公演が出来ないことはある種のトラウマです。

 主演の和希そらさんの別箱出演舞台は、コロナになってからずっと、悔しい想いをするしかない中止に追い込まれてきました。


 どれだけ舞台上で気丈に振舞ってくださっていても、 公演中止による傷は残り続けていくと思います。 その傷を癒すことは出来ませんが、 彼女たちに新しい傷をつけないためにも、どうか明日からの3公演、無事に幕が開くことを願います。




 明日からの2日間、 心中という不穏なワードには似つかわしくない、 「おめでとう」という言葉があちらこてらであふれていますように。 そして、しっかりと収録用のカメラが入りますように。

 たくさんの祈りを胸に、 今夜は夢千鳥を観賞しながら、明日の公演再開を心の底より待っていようと思います。



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