本日、『MAKAZE IZM』のポスター画像が更新されました。爽やかで格好いい真風さん〜！ 爽やかなのにリッチな雰囲気が漂ってくるのがさすがすぎますね。本当に格好いい。
目元のお化粧がとっても華やかで、真風さんと潤花さん筆頭にたくさんの宙組生が映えそうなリサイタルだと、既に期待に胸膨らませているわけなのですが。
なのですが、「構成・演出／石田 昌也」の文字に顔を曇らせてしまうのも事実でして。
個人的には、石田先生の作品では一部必ず苦手な演出があるので、「お願いだからジェンヌさんにいらないことを言わせないでくれ〜」「させなくていいことをやらせないでくれ〜」の気持ちでいっぱいです。
観ている側も出演する側も受け入れやすい、素敵なリサイタルになりますように……。
いやもう本当、「宝塚の楽曲と、変なノリをジェンヌさんに強要させない今の宙組の自由なフリートークと、出演する宙組の皆様が歌いたい曲」で構成されてたらもうそれだけで大大大満足なリサイタルになると思われるので。
齋藤先生演出の明日海さんと望海さんのコンサートは、齋藤先生の考えたであろう変なコーナーと変な選曲がなければ、もっともっと素敵なものであったはずなのにと思わずにはいられないので。（このコンサートが大好きな方々申し訳ありません）
退団間際のトップスターのコンサートをなぜこんな形でするのですか……というものが昨今続いていましたので、どうか『MAKAZE IZM』は、最初から最後まで白けない素敵な演出構成衣装であることを願っています。
そして、真風さんと同時退団であるにも関わらず、今回頑なに主演に名前を載せてもらえない潤花さんは、もちろんポスターにも掲載されなかったわけなのですが……。ここにきての劇団からの冷遇がかなりショックだったのですが、リサイタルではトップ娘役としてしっかり出番がありますことを心より願っています。
さてはて、お芝居であってもショーであってもコンサートであっても、ジェンヌさんがどれたけ頑張ってくださっても、「受け入れられない演出」というものがあります。
演出家の先生たちが自分の色を持っていることは本当に素敵なことだと思うのですが、「その演出を観て喜ぶ人よりも苦い顔をする人の方が多いのではないか」ということは、常に見極めながら構成してほしいな、と。
素人が口に出すことではないのは分かっているのですが、ジェンヌさんをより輝かせるため、その作品自体が愛されるため、演出家の先生にはぜひ「これは良くないのかもしれない」という疑問の観点を大事に取り組んで頂けたら本当に嬉しく思います。
いろいろ苦言を記してしまいましたが（不快に思われた方々、申し訳ございません）『MAKAZE IZM』で宙組の皆様がどんなふうに輝かれるのか、本当に楽しみです。
『FLY WITH ME』とはまた違った、素敵なリサイタルになりますことを心の底より願っています。
