本日、芹香 斗亜さんのディナーショー『KISS -kiki sing&swing-』第一ホテル東京が初日を迎えました。
芹香さん、そして出演メンバーの風色 日向さん、春乃 さくらさん、真白 悠希さん、葉咲 うららさん、ディナーショー初日おめでとうございます。
ディナーショーは第一ホテル東京並びに宝塚ホテル、どちらも当たり前のようにチケットが1枚も手に入らなかったのですが、(もうチケットがないのに電話が繋がらないから永遠に電話をかける仕様になってしまうチケット獲得方法、どうにかなって欲しいな〜と思います)
なんと2回もライブ配信を実施してくださること、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
(1)13:45~14:45
(2)19:45~20:45
※上記を予定されていますが、ディナーショーはだいたい終了時間を遥かにオーバーします。そのため、余裕を持って配信を視聴されますことをおすすめします。
2回もライブ配信をしてくださることがとてつもなく嬉しいのにわたしはとても欲深い愚かな人間なので、その公演限りの「日替わりトークタイム」は東京も宝塚も全日程収録してほしくてですね……。お金を払うので芹香さんと宙組生の絶対に面白い全日程のトークタイムが観れたらなあ〜と、チケットがゲットできなかった人間は思うのでした。
と、欲深いわたしの願望など二の次で構わないので、どうか芹香さんのディナーショーが全日程無事実施されますことを心の底より願っています。
そして、ここからが本日の本題なのですが。
先述のディナーショーしかり、人気すぎる公演というのはチケットが本当に取れないのです。
外部で人気公演の筆頭と言えば、そう『エリザベート』。
東京、愛知、大阪と、中止を繰り返しながらも公演してきたエリザベートも、いよいよ最後の地、福岡の博多座に。
そしてトート閣下役のレジェンド井上芳雄さんが今回は博多座のみの出演ということもあって、今まで以上に博多座が激戦だったのはわたしの経験談なのですが。
そこで出てくるのはやはり高額転売問題でして……。博多座エリザのチケットが何倍もの値段になってさまざまなサイトに掲載されていたのを思い出しては今でも腹立たしい気持ちになります。
行けなくなった人が定価以下の値段で譲ることは良いと思うんです。公式がOKを出しているチケトレなどをぜひ活用して欲しいと思うんです。
ただ、公演に興味がないのにも関わらず利益を得るためにチケットをゲットし、そしてそのプレミアチケットを高額転売する人間は本当に本当に本当に本当に許せなくて……。
ただ、わたしたちがいくら怒れど、この高額転売は劇場側が協力してくださらないとなかなか解決し難い問題なのが現実です。そしてそれをなかなか実行に移してくださる劇場が少ないのもまた事実なのですが。
ですが、このたび博多座様が、しっかり厳しく取り締まってくださる様子なのです。
というのも、博多座は元々高額転売をチェックする傾向にあるのですが、2022年11月18日にはわざわざ公式サイトに「チケットの不正転売防止について」のお知らせを掲載されました。
「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(★)」の施行に伴い、博多座電話予約センター、博多座チケット売場、博多座オンラインチケットにてご購入いただいたチケットに、購入者様の氏名を表記させていただくこと。
また、(★)の違反者に対しては、「1年以上の懲役若しくは100万円以下の罰金または併科」が処されます。と、はっきり処罰のことまで記されていました。
そして先日の2023年1月6日、博多座より「不正転売防止の取り組みとお客様へご協力のお願い」という案内が発表されました。
博多座1月公演 ミュージカル『エリザベート』チケットについて、残念ながら転売サイト等にて高額転売されている事案を多数確認している博多座さん。
「不正に転売されたチケットは無効となりますので、ご入場をお断りするとともに、返金には一切対応致しかねます。また、ファンクラブなど所属団体にもご報告させていただきますので、予めご了承ください。」
と、強めに記してくださいました。
更には、「ご入場時に身分証明書等(※以下事例)をご提示いただき、購入者ご本人様かどうか確認をさせていただくことがある」とのこと。(恐らく、全員ではなく高額転売のチェックに引っかかっている座席の方の本人確認をするのかな、と思います)
※身分証明書等の事例(コピー不可)
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・住民基本台帳カード
・学生証
・社員証
・健康保険被保険者証
・母子健康手帳
・年金手帳
・クレジットカード、キャッシュカード、通帳
・その他お名前を確認できる公的機関が発行した身分証明書
博多座さんの強めのお知らせを拝見しては、高額転売問題としっかり向き合ってくださるのかな、と希望を抱いてしまいます。
というのも、やはり出品者たちに何を言っても響かない(利益のためにチケットを獲得するような人たちなので)ことが多いので、劇場側が高額転売のチケットを弾いてくださること、入場出来ないことにより高額転売チケットを買う人が減っていくことこそ、高額転売問題解決の1番の糸口かな、と考えられます。
毎日必死に稽古して、毎日何時間も公演する出演者の皆様ではなく、それを支える演出家やオーケストラやスタッフの皆様ではなく、転売する人間が気楽に儲ける構図は本ッッッ当におかしなことです。
「転売する側が減らないのならば、転売から購入する側が減る必要」があり、それには劇場側の協力が必須なので、今回の博多座さんの取り組みは本当に有り難い気持ちでいっぱいです。
当たり前のことですが、転売がなくなれば、もっと多くの方々が正規の値段でチケットを公式からゲットすることが出来ます。
負の循環を断つためにも、どうか博多座さんの取り組みが功を奏することを、そしてこの取り組みの結果、転売のやり取りがひとつでも多く減っていきますことを心の底より願っています。