ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

光月るうさんのサロコンに行って来ました……!

 本日、宝塚公式HPにて、3月13日以降のマスクの着用についての発表がありました。


 ★【劇場改札外(宝塚大劇場の店舗・レストランエリア)では、マスクの着用を推奨】

 ☆【劇場改札内では、マスクの着用をお願いいたします】


 さまざまな意見はあると思うのですが、上記のように発表されたので、たくさんの方々がこの方針に協力してくださったら幸いです。


 また、5月8日に予定されている新型コロナウイルス感染症の位置づけの変更に際しては、また改めて発表があるとのことなので、お知らせがあるのを待ちたいと思います。


 時間が経つにつれ、状況はさまざま変わっていく日々ではございますが、公演中止に怯えず、客席降りなどが戻ってくるような、そんな懐かしい日々がまた戻ってきますことを心より願っています。





 そしてここからが本題なのですが、昨日、宝塚公式からの怒涛のニュースを受けて感情が乱高下した後、また違うドキドキを感じながら、 宝塚ホテルで開催された 『光月るう サロンコンサート』 に参加させていただきました。


 場違いかもしれない。 場違いかもしれない。 場違いかもしれない!


 会場に入るまで、頭の中ではずっと(わたしはこのサロンコンサートに参加してもいいのだろうか)というような妙な緊張感があって、背筋をちゃんと伸ばしてまともな大人として礼儀を忘れないでいようと己を奮い立たせていました。


 個人的に、ディナーショーやサロンコンサートって、普通の観劇よりも何億倍も緊張してしまうのですが、まずはお食事が美味しかったです。

 そう、お食事がとっても美味しい。

 コンサート大とは別にお支払いが必要なのかと感じてしまうほど美味しかったお食事を堪能して、ドキドキしながら待っていると、いよいよショーがはじまりました。


 大好きな光月さんが現れた瞬間からはもう、(緊張したけれど来て良かった……!) の気持ちでいっぱいになりました。 本当に
本当に参加できて良かったです。


 月組を追いかけ続けていた人間としては懐かしい曲がひたすら続く夢のような時間で、そしてなんと言っても光月さんのお客様ファーストな人当たりの良さとでも申しましょうか。至福の時間でございました。


 分かってはいましたが、なんて素晴らしい方がずっと月組に在籍していて、 そして組長という任まで担ってくださっていたのかと改めて光月さんという素晴らしすぎるタカラジェンヌのファンになったような感覚になりました。


 月組に 21年間いらっしゃった光月さんは、7名のトップスターさんたちと共に過ごされてこられました。

 それぞれのトップスターさんたちが活躍された時代の歌を振り返るように聞かせてくださり、 和物ソングも染み渡り、 お芝居パートメドレーではもう涙を垂れ流してしまったのですが、 セットリストの詳細がなかったため、 曲順などが分からなくなってしまいました。

 メモをする余裕もなく役立たずで本当に申し訳ないのですが、 来月にはスカステで放送される予定なので、ぜひ皆さまそちらでご確認いただけますと幸いです。


 そんな私でも、桜嵐記のターンで自分の涙が壊れた蛇口みたいに止まらなくなったのは覚えているのですが、もうなんだか、21年間の歴史を共有してくださるそのお姿に、胸がいっぱいいっぱいになってしまいました。


 また、歌は勿論のこと、巧みなMCやトークなど、本当に盛りだくさんで、聴きごたえも面白さもありつつ、やはりお人柄がどこまでもあたたかくて、そんな光月さんが主役のそこは、本当に夢のように楽しくて素敵な空間でした。


 最後に吉田先生作曲・光月さん作詞のオリジナルソングもあったのですが、ぱっと明るい曲調が、まさに光月さんのための曲という気がして、だけど光月さんが記された歌詞は、今迄自分を応援してきてくださった方々への感謝を詰め込んだもので、なんだかもう、幸せってこういうときに使う言葉なんだと実感しましたし、わたしたちも光月さんにどれだけ素敵な思い出をいただいたか、思い返しては感謝を伝えたい気持ちでいっぱいになりました。


 というのも、1ヶ月ほど前、光月組長の前に月組で組長を担っていた憧花ゆりのさんが、 note にて、組長の仕事のおおまかな内容を記してくださったことがあります。

 組長が大変だということは知ってはいたのですが、実際に羅列された想像以上の仕事内容を拝見しては、そのnoteを読んでいるだけで目が回ってしまいそうでした。


 そんな仕事を担いつつも、自身も舞台に立つ。本当に組長という立場は大変で、仕事の量がどうにかならないのかな、と素人は勝手に思ってしまうのですが、そんな大変な日常の中、あんなにも素晴らしい熱演を、あんなに力強い歌とダンスを、あんなに素敵な挨拶を、いつもいつもありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。


 そして、忙しい中、こんなにも素晴らしいサロンコンサートを開催してくださり、本当に有り難くて仕方ありません。


 今回のサロンコンサートでも、光月さんは、これからも月組をよろしくお願いいたしますという話をしてくださいました。本当に月組想いの光月さん。光月さんがいてくださったから、今の月組はこんなにも誇らしいほど素晴らしい組として存在していますし、そんな光月さんを見て育った月組生が担うこれからの月組も絶対に素晴らしい組であり続けると、そんな確信しかございません。


 光月さん、21年間、月組の舞台で輝き続けてくださり、月組を愛し続けてくださり、本当にありがとうございます。そして、大千秋楽のその日まで、月組の舞台で輝き続けてくださるそのお姿を、しっかりと両の目に焼き付けたいと思います。



 今回、ライブ配信が無いことをとても寂しく感じていたのですが、来月にはスカステでの放送も決定しているので、ぜひこの月組愛にあふれたあたたかな光月さんのサロンコンサートをひとりでも多くの方にご覧いただけたら幸いです。


 光月るうさん、素敵な時間を本当にありがとうございました!





 そして最後に、明日はいよいよ宙組宝塚大劇場カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』が公演初日を迎えます。


 宙組トップコンビならびに、寿組長をはじめとする7名の方々が退団される本公演。


 今の宙組の集大成になる作品と言っても過言ではないと思うのですが、今回の公演が宙組の皆様にとって、そして今の宙組を愛するたくさんの方々にとって最高の公演になりますことを、心の底より願っています。


 それでは明日、無事に宙組初日の幕が開きますように……!


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