ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

幸せで泣く!蓮つかささんを中心に月組公演感想が記せる有り難さよ!

 まずはじめに。月組に配属され、下級生の頃からその口跡の良さゆえに台詞も与えられてきた月組が誇るスーパーハイパー役者様な蓮つかささんがわたしは大好きで大好きで大好きで、ショーのときは誰よりも姿勢を低くしてお客さんにアピールしてくださり2階席にまで目線をくださるサービス精神の塊のような蓮つかささんが眉間の皺含めて大好きで大好きで大好きで仕方がないわけなのですが。



 そんな蓮つかささんが現在公演中の 『フリューゲル -君がくれた翼-』 『万華鏡百景色 』東京千秋楽付けで退団されることが決定し、発表されたときは本当に泣きに泣きに泣いてどうしようもなかったのですが、いざ本公演の幕が開いた瞬間、 「お芝居もショーもこんな蓮つかささんが観たかった」 のオンパレードで度肝を抜かれました。



 齋藤先生と栗田先生からの蓮さんへの愛情が凄まじすぎて、隙あらば蓮さん、 美味しいところは蓮さん、と言った具合に、 次から次へ最高の蓮つかささんを供給してくださって、それはもちろん蓮さんの13年の頑張りの賜物なわけなのですが、消化不良な退団公演も多い中、こんなにも蓮さんを堪能できる二本立てにめぐり合えるとは予想していなかったので、感慨深さと共に感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございます。



 ということで、本日はお芝居、ショー共に蓮さんを中心に本公演の感想を記していきたいと思います。 ネタバレも含んでの感想となりますのでご注意くださいませ……!





 お芝居ではまず 「ソビエト兵」 として蓮さんがご出演されます。 兵士たちのど真ん中で、蓮さんの明瞭な台詞を堪能できます。 ここの雰囲気は 『チェ・ゲバラ 』 を思い出すようで、すでに泣けます。 ミゲル、 本当に最高の蓮つかささんでした。



 次に、「KGB (黒スーツ)」 として蓮さんがご出演されます。 鳳月さんがバチバチイケメンに革命戦士のナンバーを歌っている時に出てくる黒いイケメンスーツ集団の真ん中です。


 これはもう齋藤先生ありがとうとしか言えない月組ファンへのファンサシーンみたいなものなのですが、黒のスクエア眼鏡に黒スーツでバチバチイケメンに踊る蓮つかささんが本当に格好良くて脳みそとけました。 (ここには同じく黒スーツの彩音さん、彩海さん、 一星さん、相星さん、 雅さん、白霧さんの全員が格好いいので、銀橋でノリノリの鳳月さんも観たいのに困っちゃうな???の気持ちでいっぱいになります。 全員格好良すぎるんですわ)




 そして、KGB とは打って変わって、 「もじゃもじゃ髭ユダヤ人パパ」 な蓮さんがご出演されます。 白雪さんに助けてもらう役柄です。

 初日は2階席だったので (帽子にもじゃもじゃ髭を蓄えていてる人が奥さんと子どもと出てきたけれど誰だろう) と一瞬オペラグラスを構えそうになっても、空間を突き抜けるエエ声が響いて(あのパパも蓮つかささんか〜〜〜!) ってなるの、本当に宝物のような声だなと再実感いたしました。 蓮さんの唯一無二の声だからこそ、 次の場面にこんなに流れよく自然と繋がるんだと思います。



 というのも、蓮さんの本公演の本役である 「包容力と優しさと正義感のかたまりのような紳士なワルシャワ弁護士様」 こそ、 白雪さんに助けられたユダヤ人パパ ( 蓮さん) の息子(一乃凛さん)が成長した姿なんですね。

 話がよく分からなくなっている人でも、蓮さんの声を聴いて、(あの家族か々……!)ってなるのは蓮さんの声があってこそだと思うので、ナイス配役すぎました。

 ちなみに一乃さんは少年役だけではなく、しっかり海乃さんのバックダンサー (シュナイダー) としてイケイケにご出演されるのでご安心くださいませ。


 (※もっとちなみになのですが、バックダンサーたちの並びは変わらないので、下手より彩姫さん、翔さん、澪花さん、天つ風さん、 美海さん、爽さん、 【海乃さん】、 瑠皇さん、 咲彩さん、涼宮さん、一乃さん、 穂波さん、 華羽さんと覚えておけば、月組下級生にはまだ疎くて……という方もお名前が分かってスッキリ楽しめるかなと思われます!)



 がっつり話が逸れましたが、本役として、銀橋を車いす押しながら渡らせてくださるのも、銀橋で歌わせてくださるのも、 (わたし一生齋藤先生の作品に不安など抱かない)って心に誓うくらいは最高のはなむけです。

 男役10年という番組で蓮さんが 「銀橋に行けるのは嬉しい」とおっしゃられていたので、お芝居でも銀橋があればなあ〜と願っていたのですが、まさかそんなに銀橋を渡らせてもらえたりそこで歌わせてもらえるとは思わず、親のように嬉しかったですし親のように泣きました。
 この弁護士さんが物語に欠かせない役柄なのも個人的には本当に胸がいっぱいになるくらい嬉しかったです。ありがとうございます!





 次にショーに関してなのですが、 まずは付喪神としてご出演される蓮さん。 (鳳月さんは万華鏡の付喪神ですが、蓮さんは短刀の付喪神です。 全員違う道具に宿った精霊なので最後デュエダンまで月城さんと海乃さんを見守るのは万華鏡の鳳月さんという流れ込みでこの世界観が本当に大好きです)


 番傘に腕を置いて月城さんと海乃さんの様子を眺める付喪神な蓮さん本当にお化粧含めて最高すぎるので照明はちょっと暗いですがぜひチェックしていただけたら幸いです。

(わたしは今、かごめかごめ〜が監視された環境から抜け出せない花魁の海乃さんに向けられたものなのか、その他の可能性はないのかを考える時間が楽しくて仕方ありません )




 蓮さんは今度、 芥川龍之介の『地獄変』 が基になった場面に 「大殿」 としてご出演されます。

 この場面で (わたしはやっぱり鳳月さんと天紫さんの組み合わせが永遠に大好きなのですが……ふたりが年々艶やかになっていくので本当にお似合いすぎるのですが……今回は父と娘だけれど良すぎるのですが……)ということを再確認しつつ、 迫力いっぱいの大殿蓮さんをぜひご覧いただけましたら……猿の蘭さんもご覧頂けましたら……夢奈さんはじめる 「業」たちが凄すぎて、 炎の演出も凄すぎて何より鳳月さんが目の保養すぎて、そして世界観に圧倒されすぎて余裕のない方もいらっしゃるかもしれませんがぜひぜひよろしくお願いしたいです。



 そして中詰めですよ。上手から出てきて歌う蓮さん。夢奈さん、英さん、白河さん、羽音さん、きよらさんのど真ん中で歌ってくださる蓮さん。 (ここのぎゅって集まる大好き6人が可愛すぎてわたしはいつも泣いてしまうわけなのですが)

 そして銀橋はけるときは最後尾となり、 たっぷり 「蓮さんにファンサービスさせる時間」をつくってくださった栗田先生。 もうほんとうに、 お手振りも投げキッスも、いろんなことを蓮さんが客席に向けてアピールできる時間を作ってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。 あそこ幸せすぎて本当に本当に堪らない気持ちになります。 本望です。



 中詰客席降りもダッシュで22列目まで走ってくださる蓮さん。そしたら先日は月城さんが客席降り最中に蓮さんの方にやさしい顔して寄ってきて肩組んで楽しそうに一緒に歌われるので、これは夢か??? みたいな幸せの絶景すぎて泣きました。ああ、絶景ですよ。 (月城さんは夢奈さんの方にも行ったりと本当に客席降りを楽しんでおられてあんなに美しいのに本当にありがてえ存在です。)


 まさか初日から3日目にしてそんなサプライズがあるとは思っていなかったので、わたしはもう本当に大変でした。1階席だけでなく2階席まで楽しませてくださるタカスペ方式な今回の客席降りが大好きすぎるのですが、も〜〜〜本当に絶景です。ありがとうございます!!!!!



 さらに現代の渋谷にて、サラリーマン蓮つかささんが拝めるわけですよ。満員電車に揺られて隣の方とぶつかってぺこぺこ謝ってる感じなのがめちゃくちゃ蓮つかささんって感じで何回見てもその瞬間にときめいてしまうのですが、ちょっとこの場面、蓮さんをはじめとしたサラリーマンやOLな月組生も観たいのに大階段からやってくるカラスな月組生たちも観たすぎて本当に目が足りなくて大変です。


 役作りの鬼の月組生が本当にリアリティを追及してこだわっているのが伝わってくるので、全員の衣装、小物、役設定を全部まとめた資料集が欲しくて欲しくてたまりませんし、こういう場面を見ると「あ〜〜〜月組から一生抜け出せない〜〜でも本望〜〜下級生に至るまで月組の血が通っていて大好き〜〜」の気持ちでいっぱいになりますね。 大好きです。


 そしたらあっという間にフィナーレなのですが、蓮つかささんのために用意したご衣裳なのですか??? というくらい蓮さんにお似合いのオシャレ群舞赤衣装。

 エレガントな眩さに泣くんですよ……いや全員最高に似合っているのですが今日は蓮さんを特筆しているので……本当に蓮つかささんの衣装の似合い具合に泣けますし、これがまた指の先まで素敵に踊られて、あの麗しの笑顔も拝見出来て号泣案件なんですよ。 世界一格好良くて華やかでチャーミングな唯一無二の男役様〜〜〜!!! って感情が高まります。きらきらあなたが眩しくて、いつから恋が始まったの状態です。



 ラストは階段ひとりおりする蓮つかささんなわけですが。

 最高に輝く一番星すぎて、 あそこ月組ファン全員がオペラを置いて拍手していますよねと聞きたくなるくらい拍手の音がでかくて、 盛大な拍手が客席からのせいいっぱいの感謝の気持ちって感じで本当に幸せなんですよ。

 初日から5公演上演されて5公演とも足を運んだのですが、 5公演とも蓮さんへの拍手がひたすらに大きくて本当に、「客席全員蓮さんのことが大好き」 みたいな空間で幸せです。

 そのあと降りてくる蘭さんへの拍手も徐々に大きくなってきてわたしはそこでも泣けてきます……。水城あおいさんは105期生なので階段を降りてくるのが結構早めなのですが、水城さんのことも精一杯拍手して送り出したいなと思います。



 ということで、蓮さんを中心としたお芝居とショー感想なのですが、蓮さん中心にこんなに感想を記せるということはそれだけお芝居・ショー共に場面と見せ場を与えて頂けているというわけで。 これ以上の幸福がございますでしょうかというくらいには幸せです。


 大好きな男役さんの退団公演が幸せいっぱいすぎてわたしはもう悔いはございません。 あとはせいいっぱい、感謝の気持ちを持ちながらひと公演ひと公演、 蓮つかささんの宝塚人生を最後までひたすらに見守り、応援するのみです。



 ただ、ショーに関してなのですが、 世界観深すぎのオシャレショーなので本気で拍手をいれるタイミングが難しくて、でももっと拍手を入れてあげたいなってところばかりなので、明日からの公演では拍手できる箇所が増えたらいいなと願っています。



 はてさて、出番と見せ場いっぱいで、蓮さんのことを思い出しながら感想を記すのが本当に嬉しくて楽しくてたまらない本公演。
 先生たちの愛によって、こんなに前向きな気持ちで大好きな男役さんを退団のその日まで応援できることになって、わたしは本当に幸せです。 あとはもう、蓮さんをはじめとする月組の皆様が怪我無く病なく、ひたすら元気な姿で舞台に立てますことを心の底から祈るのみです。



 最後に。休演日である今日が終われば、明日からまた月組公演がそして東では星組公演が上演されます。 めまいがするほど暑い日々が続きますがどちらの公演も無事上演され続けますように。


 それでは、今週も月組公演、そして蓮さんのご活躍を堪能し続けたいと思います。本日も長い感想にお付き合いくださった優しい方々本当にありがとうございました……! ダンケ!


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