ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

宙組・謝罪の意向?および112期生に思うこと


 まずは本日、柚香さんのディナーショー 『Expression!!』初日が開催されました。


 私は当たり前のようにはずれてしまったのですが、当たった方々が、柚香さんの魅力あふれる素敵なディナーショーを心から楽しめていたらいいなと思いますし、私は明日の配信を楽しみにしていたいと思います。





 そして私は今朝知ったのですが、 昨夜から宙組とご遺族に関するニュースが出ていたようです。



 私はとりあえず 『宝塚歌劇団 劇団員死亡 上級生などの謝罪も視野に詰めの協議』(https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240327/2000083100.html)というニュースを見ました。


 
 『遺族側と歌劇団側は、どこまでがパワハラに当たると認めるかなどについて協議を重ねていますが、関係者によりますと、上級生による遺族への謝罪も焦点の1つになっているということです。
 歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社にあたる、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が遺族に直接、謝罪する意向を示していますが、歌劇団側としては上級生による謝罪も視野に入れていて、両者の間で合意書の締結に向けた詰めの協議を進めています。』



 他のニュースでは、角会長が上級生から預かった謝罪文を遺族に手渡す方向で検討されている、ということも記されていました。


 前回謝罪意向のニュースが出たときは劇団が「現時点で決まったものはなく、 公表できる事実はございません。」のお知らせを出していました。しかしながら今回はそれが出ませんでした。ですので、謝罪する方向性ではあるのかな、と思います。


 何にせよ、現時点で詳細な部分は分かりません。ただ、有耶無耶に謝ることが大切なのではなくて、何を認め、何にについて謝罪するのか。そういった本質がご遺族のためにも、そしてこれからの宝塚のためにも大切なことだと思っています。


 別記事にて、遺族側の代理人は28日に歌劇団側と話し合った内容について会見を開くとされていたので、明日には詳細が分かるかもしれませんが、とにかくこれ以上悪い方向へ進むことがありませんよう心より祈っています。







 そして、本日は宝塚音楽学校の合格発表日でした。


 ということで、 112期生の皆様、 宝塚音楽学校への合格、おめでとうございます。



 『宝塚音楽学校合格発表 合格者「より皆さまに愛される宝塚歌劇団になれば」』(https://www.daily.co.jp/gossip/2024/03/27/0017477056.shtml?pg=2


『480人が受験し、40人が夢への切符を手にした。今年の倍率は120で、今世紀最少倍率だった昨年の15.3倍をさらに更新したが、 宝塚への強い思いと愛を持った生徒が、喜びを胸に音楽学校の門をくぐった。』


 広告こそ多いものの、この記事は、受験者減少を揶揄せず、受験した生徒さんたちに寄り添ってくださる文章を記してくださって個人的にうれしかったです。



 個人情報保護の観点から、合格者の氏名や出身都道府県など例年公表していたものが取りやめになったようですが、これは地元の誰が合格した! と地方新聞が祝福することも出来ない感じなのかな……。

 (でもこのインタビュー受けている方の出身地や名前は伏せられていないから、地元新聞も例年通り取り上げてくれるのかな? とも思ったり)



 また、この記事にて、とある合格者さんが、『夢を応援してくれた周りの方々に感謝しています。 悲しい出来事もありましたが、 変われるところは変わり、より皆さまに愛される宝塚歌劇団になれば』と答えていらっしゃいました。



 今の宝塚の現状は分かっていて、それでも劇団が変わってくれると信じて受験したことが窺える、本当に健気な答えだと思いました。 劇団には、こういった彼女たちの気持ちを裏切ってほしくはありません。 踏みにじってほしくもありません。


 数か月後、数年後の未来。彼女たちが 「宝塚に合格できて本当によかった」と。心からそう思えるような未来がありますように。



 最後に。応援すること、そして祈ることしかできませんが、112期生の皆様が誰に害されることもない環境で真摯に芸事を学べますことを、舞台の楽しさを味わえますことを。そして2026年、晴れやかな笑顔で初舞台公演に立てますことを心の底より願っています。


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